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逆転人生「日本初のセクハラ裁判が教えてくれる15のコト」を観て思ったこと

2022年01月25日 09時11分44秒 | 懐疑・猜疑・疑義


30年前に、会社の上司から受けたセクハラ被害を訴えて勝訴した女性のことがドラマ仕立てで再現されていた。
当時の風潮そのままの週刊誌見出しなどもあげられていた。
女性の人権を強く意識した女性弁護士に巡り会えたからこそ泣き寝入りせずに争えた裁判。
憲法に謳われている『男女平等』が強く意識されるようになるターニング・ポイントとなる判決だったとのこと。
まだまだ男女不平等は、どこにでも蔓延っていて、是正の余地はいくらでもあるわけで、男女平等や男女共同参画という言葉も、そろそろ性差別の観点から言えば、不平等ということになるのだろう。
男女を女男にすれば良いという問題ではなく、LGBTQ+を考慮するなら、どのように表現すべきなのだろう。
『人は性差別を受けることなく平等であらねばならない』ということになろうか。
そのセクハラ裁判に判決を下した判事へ30年後のインタビューもあった。
外国の判例も調べて結論を出したそうだが、今から思えば当たり前と思われることも、当時では異例判決だったのだ。
それで思いだしたのが、製造物責任(PL)法が作られる元となった画期的裁判のこと。
あの判決がでたときにニュースを観て、『あれ?判事席にあそこの人が映ってる』と驚いた。
同じ町内に住んでいるということで誇らしかったりしたものだけれど、よそに引っ越されて残念。
もう1つ思いだしたことが、東京裁判でたったひとり全員無罪を主張したパール判事のこと。
『極東国際軍事裁判(東京裁判)において連合国が派遣した判事の一人で、判事全員一致の有罪判決を目指す動きに反対し、平和に対する罪と人道に対する罪は戦勝国により作られた事後法であり、事後法をもって裁くことは国際法に反するなどの理由で被告人全員の無罪を主張した「意見書」(通称「パール判決書」)で知られる。』
ウィキペディアより。
長いものにまかれる我が保身を恥じ入るばかり。
画像は、宇治川岩場に生えている木の根。
コメント (2)
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