奇妙なタイトルの本に惹かれて読んでみた。
翻訳とはある文字で書かれた文章を別の文字に換えることなのに、動物は文字を持たないのだからありえない。
それとも、翻訳能力を持っている動物のことか、などと違和感を持たせるのだ。
『おや?』と思わせて手に取らせたら成功という思惑にまんまとのせられた訳だけれど面白かった。
動物飼育に環境エンリッチメントという考え方が広く行き渡り始めたのだそうで、思い遣りとか共生を少し考えさせられた。
田舎から持ち帰った銀杏をペンチで割り、アルミホイルに包んで石油ストーブの上で焼く。
茶碗蒸しに入っている銀杏も串刺しの天ぷらも旨いけれど、なんと言っても焼いてつまみ食いが良い。
1日8個までにしないと毒なんだそうで、そこがまた良い。