黒竹は『くろちく』と読むので『くろたけ』で変換しても黒竹は出てこずに黒岳と出てくる。
訓音の読みだから、いわゆる湯桶読み。
通りすがりの他所様のお宅なのだが、変形した地所の尖った部分いっぱいに黒竹を生えさせていた。
孟宗竹や真竹からすれば、ひょろひょろのミニチュアに見えるが、黒い色はなかなか渋い。
若い時は緑だが3年ほどで黒くなるのだそうで、竹工芸に珍重されるとある。
確かに何かしらの竹製品の黒いのを見たことがあるのは、これであったか。
以前、四角くて細い筍を何本ももらったことがあって、それは黒竹と聞いていたのだが、今回実際に観て調べて、どうも腑に落ちない。
その筍の味は絶品で今まで食べたどんな筍より美味しかったのだが、今回調べてみると四方竹(しほうちく)のようだ。
それで、四方竹の画像を観ると、竿は黒いではないか。
四方竹も色黒なのに、竿が四角であるという方がインパクトがあるので四方竹となったのか。
黒い四方竹と検索しても、答えはでなかった。
でも、確かにもらった時は『くろちく』と聞いたような気がするのだけれど、黒い竹の筍という言い方だったのかも知れない。
おいしい筍の四方竹は欲しいけれど寒さに弱いそうで、新潟の田舎では育たないだろう、まことに残念。
一番手前の竹がボケてしまうという失敗画像になったついでに、菜の花のボケ画像もだしてみた。
川の土手というのは、なぜかしら菜の花が自生していて、極早生が冬真っ只中に咲いたりする。
虫がでてくるまで、ずっと咲き伸び上がって受粉まで成長を止めない仕組みになっているものと思われる。