崩れそうな斜面を金網フェンスで防いでいるような所があって自然の雑木林が迫っている。
雨が降り続いた後に地震でも起きたら危ないかもしれないなどと思わないことはないけれど、ついつい通る散歩道。
切り通しの舗道のフェンス際に烏瓜の実が、まだ赤いままに生っている姿を見つけた。
手の届かない内側にあり、雑食の小獣も鳥たちも口に合わないのか生りっぱなしだ。
タコ糸か何かで結んであるように見えるけれど、巻蔓が主蔓を引っ張っているので直線を作っていると分かった。
鳥が食べて種を運ぶとネットにはあったけれど、この辺り、鳥の食い物は豊富なので、おそらく朽ちるまま。
桜の芽は1ヶ月前の画像と較べてみたが、寸分違わず芽吹きの兆しはなさそうだ。
白梅はちらほら咲いているのを見るけれど、うまく撮れないことが分かっているので近寄らない。
こちら、私の散歩の範囲の春はまだまだ先か。