鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

読んだ本と読んでる本

2023年02月21日 07時34分34秒 | 言葉の世界




『認知症世界の歩き方』
この本を読むと、もうすでにその世界に踏み込んでいるという認識があり、うかうかしていられないという気になる。
『記銘、保持、想起』か、なるほど認識とは、心に止まったことを留どめ活かすことができてこそのものだ。
この本の中で新しい知識として『パレイドリア(pareidolia)』をメモして何度も何度も見直しして、やっと覚えた。
物の中に人や顔や動物の姿が見えてしまう現象だそうで、レビー小体型認知症によく現れる幻視であるという。

『Steel Ball Run スティール・ボール・ラン』
『ジョジョの奇妙な冒険』50巻を読み終えて、やれやれと思ったものの、続きもあるのではないかと思ったら、案の定、ちょっと違うかたちでの続きがこれ。
漫画なのだから、読み終えたというのは語弊がありそうだけれど、なにしろ言葉が多くて、虫眼鏡を使わないと読めないほど小さい説明書きも前作では多くあった。
荒木飛呂彦という人の書く漫画は、読んで疲れるタイプなのにまた読み始めてしまった。
文庫版より一回り大きい単行本で24巻。

『権力は腐敗する』
前川喜平の「右傾化を深く憂慮する一市民」というツイッターはたまに読む。
元文部科学事務次官が「安倍・菅政権による国政の私物化は枚挙にいとまがない」と「はじめに」で記している。
毎日新聞出版で、第一刷が2021年9月5日。
まだ、「はじめに」しか読んでいないけれど、胸の悪くなる内容であることは間違いない。

『ウソをつく生きもの』
「はじめに」の途中までしか読んでいないけれど、昔は「野生の王国」をずっと観ていたし、今は「ダーウィンが来た」を欠かさず観ている私にすれば、おさらいのような内容だと思う。
人間のつく『ウソ』とは似て非なるものだけれど、あえて『ん?』のキャッチーなタイトルにしたのだろう。
比喩を豊かにするお勉強としてではなく、疲れた時に手軽に読み飛ばす娯楽になりそうだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする