散歩中に犬と猫はよく見る。
犬は野良や放し飼いや迷ってしまったようなのは見る機会がなくて、リードに繋がれて飼い主と散歩中か脱走しないよう厳重に囲われているやつらしか見ない。
それに較べたら猫はリードに繋がれることもなく、自由に徘徊したり、日向でうずくまったりしているのをときどき見る。
先日の散歩では、目の前を横切った猫が面白い柄だったのでスマホを構えたが、よそのガレージに入ってしまい咄嗟には撮れなかった。
よそのお宅ではなくて猫の自宅なのかも知れないけれど、門扉越しに覗いてみたら、こちらを振り返っているので撮らせてもらった。
石を投げつけられることなど経験したこともないに違いない高級感で、撮られ馴れてるようなふしもある。
高級毛皮を着けてるなぁ・・などと思ってしまいそうな佇まいだったから、獲られたり捕られたり盗られたりしないかと心配になる。
調べてみたら、たぶんアメリカンショートヘアで、寿命は普通より少し短めの12年位の値段は17万円位らしい。
私は犬派だけれど、ひと所におさまることになり動きもままならなくなったら、こんな猫を飼ってみるのも良さそうだ。
そのときにまだ余命12年を生ききる自信が有ればのことなので、ほぼありえないひとときの夢。