京都の水族館に行ってきた。地元だから一回は観ないとという思いで初めて行った。海に隣接してない水族館だし、目玉はオオサンショウウオだという事なので過剰な期待は持つまいと思いつつ行ったのだ。
大文字の送り火当日だったということもあり、入場者が多かった。などという前置きはやめよう。ペンギンだ。身の回りの生き物とは言えないだろうけれど、気分的に身近な生き物なので許してもらおう。
これは何というペンギンかは解らない。よく似たのが3種類ほどいるので区別がつかない。一番一般的で、よく飼われていて、テレビでたびたび観る類であることは確か。それより、この偶然の画像だ。泳いでいるペンギンを見上げる角度で観察させる水槽なのだ。
ザブンと飛び込んだところが偶然に撮れたのか・・・記憶にないけれど。下半身の残像というか、波動なのか。とにかくこれはなかなかにすごい画像なのではないか。これを狙って撮り続ければ、もっとはっきりした良い画像が撮れるのか、どうか。
ペンギンの泳ぎ方を見ていると、足を推進力としては利用していない。あれだけしっかりしたモミジ葉状なのに水中では手羽の漕ぎだけで泳いでいる。あの足は陸を歩くためだけだ。このペンギンは立ち姿が何とも言えない。
大型のペンギンは直立して堂々としているが、このペンギンは前傾姿勢で手が所在なげで、何か途方にくれている感じがする。ホースの水を流しながら清掃している飼育員の水に頭をつっこんで水を飲んだりして、仕事中の係員もフッと笑顔になった。どうしたって愛さずにいられないではないか。
そういえば、以前テレビでペンギンは短足なのではなく、下腹部に脚をたたんだ(人間で言えばしゃがんだ)状態で入れているのであのように見えると言っていました
長い足が不要だったのなら、なぜ単純に骨を短くして短足にするように進化しなかったのか不思議です
水中だと、一掻きですごい速さと距離です。マグロの胸ビレってそんなですか!? 水中はやはり生物の故郷ですね。水に入ったら動きが滑らかで活き活きしています。
脚をたたんでるんですか!?
体内に収納されてしまってるんですね。
ぜひ骨格標本を見てみたい。
突然変異で、体内に脚が収納されてないヤツが生まれて、いきなり立ち上がったら奇妙でしょうね。
足長ペンギンがすたすた歩いたり走ったりと考えただけで笑えます。バタ足なんかもしたりして・・・。
空を飛ぶように水中では泳ぐけど
我々が泥の中を進むように彼らは、彼らでイルカのように魚のように負荷・抵抗を感じながら進化してきたのでしょうね?
命の儚さ、もののあわれ?「静観」が備わってきました。老いが教えてくれてます。
しかし、「この下半身」は明日の心だ・・・
猫が獲物のねずみを弄ぶように、ヤツも獲物を弄んでいました。
『食べ物で遊ぶな』というのは子ども時分にしつけとして言われた文句ですが、そういうシーンを観る度に思い起こしてうずくモノがあります。
魔性と善性が自分のなかで闘うのです。
シャチの姿かたちの美しさは、良い食料の成果なんでしょうね。
などと書いてみたい日曜日の朝です。
おはようございます。