何となく水槽を観ていたときのことだ。この水槽はキャスター台に載せて食卓の上に置いているので、座っていると横から観る格好になり、ノートパソコンの画面から目をそらして、ついついぼんやりガラス越しに水槽内を観てしまうのだ。
ゆっくり垂直に潜水していくサカマキガイが、がくんと上下に小さく動いた。まるで、エレベーターが急停止したみたいな動きでとても違和感を感じた。その時、水槽内のヒメダカの稚魚が数匹近くを追いかけっこのような動きをしていたのだ。
もしかしたら何かヒモの様なものがあるのか? とすぐに思った。どう目をこらしても見えないけれど、ヒモのようなものにぶら下がっているのかもしれないので、針金の先を少し曲げて、水中に浮かぶ貝の上を横に払ってみた。何も起こらない。それでは、と下を払ってみた。何とぷつんと糸が切れたようになって、貝はぷかりと水面に浮いてしまった。見えない糸が確実にあるのだ。
浮上中のサカマキガイで今度は試してみた。やはり見えない糸は水底から貝までで、貝から水面までは何も無い。これも糸を切るとぷかりと貝は浮いた。糸というほどのものではない。粘るヨダレのようなものなのだろう。仮に粘糸と名付けよう。
ガラス壁を降下している貝を剥がしてみた。これは二通りある。すぐに剥がされてしまった場合はぷかりと浮いてくる。なかなか剥がせなくて無理に剥がそうとすると、泡を出して沈んでいく。これは肺呼吸のサカマキガイが水面で出来る限りの空気を溜めて潜水を始めるということだ。無理に剥がそうとすると、これは危険回避のために空気を排出して沈んで逃げるのだろう。
ガラス壁を上昇中の貝を剥がすと、これはほぼ間違いなく泡も出さずに沈んでいく。空気を使い果たしての上昇中ということだ。そうして水底に沈んだサカマキガイは直ぐにかなりのスピードですいーとガラス壁を上昇してくるのだが、運悪くブクブク装置に取り付いてしまう場合がある。ブクブクの口まで上がり縁を一周してあきらめて、また下がり、途中で引き返して上がり、また下がりをしたあと、何とかガラス壁にたどり着き上昇した。ここでもう一回落としてみるのはできなかった。サカマキガイにシジュフォスの神話は酷だ。溺れるサカマキガイもいるのだろうか。今のところ死んだ貝殻はみつからないけれど。
ガラス壁から遠ざかって水底を這い回る場合は、まだ浮力のある内に水底の小石などに粘糸をくっつけ、、それを口から出すのか、排泄口からか、特別の粘糸溜りの口からか出して、すーと浮上するのだ。その場合は水面に浮いたと思ったら1~2秒で潜水沈下を始める。上る時は姿勢良く、尻尾を垂らして厳かな感じだが、降りる時は頭を水底に向けて真逆さまの格好だ。何かに巻きつけているはずもないから、粘糸を吸い込んでいるのだろう。上っている時に水草に当ったり、ブクブクの水流で流されてもちゃんと加減して糸が切れないようにしているようだ。空気を吸い込んで、元来た通りに、流れに逆らい、水草を迂回して水底に降りて行く。
何だかとっても面白い。以前に潜水艦のようなしくみで潜水浮上をするのだろうと書いたが、間違っていた訳だ。昨日、今日と色々計画していたのだが、すっかりこれで時間をつぶしてしまった。インターネットで調べたが、この件は判らなかった。専門家が当然調べて研究しているだろうけれど、興味がつきない。仮に勝手に名前を付けた粘糸はどんな成分なのだろう。ガラス壁や水草に産み付ける卵塊のゼラチン質もなかなか千切れないし、何しろ異常に繁殖している粘っこいやつらだ。
ゆっくり垂直に潜水していくサカマキガイが、がくんと上下に小さく動いた。まるで、エレベーターが急停止したみたいな動きでとても違和感を感じた。その時、水槽内のヒメダカの稚魚が数匹近くを追いかけっこのような動きをしていたのだ。
もしかしたら何かヒモの様なものがあるのか? とすぐに思った。どう目をこらしても見えないけれど、ヒモのようなものにぶら下がっているのかもしれないので、針金の先を少し曲げて、水中に浮かぶ貝の上を横に払ってみた。何も起こらない。それでは、と下を払ってみた。何とぷつんと糸が切れたようになって、貝はぷかりと水面に浮いてしまった。見えない糸が確実にあるのだ。
浮上中のサカマキガイで今度は試してみた。やはり見えない糸は水底から貝までで、貝から水面までは何も無い。これも糸を切るとぷかりと貝は浮いた。糸というほどのものではない。粘るヨダレのようなものなのだろう。仮に粘糸と名付けよう。
ガラス壁を降下している貝を剥がしてみた。これは二通りある。すぐに剥がされてしまった場合はぷかりと浮いてくる。なかなか剥がせなくて無理に剥がそうとすると、泡を出して沈んでいく。これは肺呼吸のサカマキガイが水面で出来る限りの空気を溜めて潜水を始めるということだ。無理に剥がそうとすると、これは危険回避のために空気を排出して沈んで逃げるのだろう。
ガラス壁を上昇中の貝を剥がすと、これはほぼ間違いなく泡も出さずに沈んでいく。空気を使い果たしての上昇中ということだ。そうして水底に沈んだサカマキガイは直ぐにかなりのスピードですいーとガラス壁を上昇してくるのだが、運悪くブクブク装置に取り付いてしまう場合がある。ブクブクの口まで上がり縁を一周してあきらめて、また下がり、途中で引き返して上がり、また下がりをしたあと、何とかガラス壁にたどり着き上昇した。ここでもう一回落としてみるのはできなかった。サカマキガイにシジュフォスの神話は酷だ。溺れるサカマキガイもいるのだろうか。今のところ死んだ貝殻はみつからないけれど。
ガラス壁から遠ざかって水底を這い回る場合は、まだ浮力のある内に水底の小石などに粘糸をくっつけ、、それを口から出すのか、排泄口からか、特別の粘糸溜りの口からか出して、すーと浮上するのだ。その場合は水面に浮いたと思ったら1~2秒で潜水沈下を始める。上る時は姿勢良く、尻尾を垂らして厳かな感じだが、降りる時は頭を水底に向けて真逆さまの格好だ。何かに巻きつけているはずもないから、粘糸を吸い込んでいるのだろう。上っている時に水草に当ったり、ブクブクの水流で流されてもちゃんと加減して糸が切れないようにしているようだ。空気を吸い込んで、元来た通りに、流れに逆らい、水草を迂回して水底に降りて行く。
何だかとっても面白い。以前に潜水艦のようなしくみで潜水浮上をするのだろうと書いたが、間違っていた訳だ。昨日、今日と色々計画していたのだが、すっかりこれで時間をつぶしてしまった。インターネットで調べたが、この件は判らなかった。専門家が当然調べて研究しているだろうけれど、興味がつきない。仮に勝手に名前を付けた粘糸はどんな成分なのだろう。ガラス壁や水草に産み付ける卵塊のゼラチン質もなかなか千切れないし、何しろ異常に繁殖している粘っこいやつらだ。
夏休みにびんだれー(洗濯する・アルミの器)
があれば、・・・・
そして想像の飛躍、想い、願い
あなたの表現は詩です。
もっと垂れ流し的にでもいいから、どんどん書いて下さい。
そうすればその内、自ずと独自の詩が確立されるでしょう。
ほんとに、真面目な話なんですから!
・・なにを言いたいのか
解りません・・・ごめんね!
いつも、想像力を駆使してもらはないと・・・
サンキュー!
sukeboごくうが飛んでるとこは、観音さまのようにわかってしまっています。
いいんだよ。グリーンだよ。どんどんアルコールが入ってても入ってなくても遊びに来て書きまくって下さいね。
これで尿酸値少し落ちました。
わたしここしばらく金麦を毎日飲んでます。350cc1本だけどね。ひと夏4ダースで余ってしまう。
数値大事にしましょう。