鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

相撲協会のどたばたで、誰が勝ち誰が負けるのか

2008年09月04日 18時21分48秒 | 勝手に応援
上記の切り口で記事を書くスポーツライターがいるのだろうな、と思い付いてタイトルにしてみた。私はこのタイトルで書くほどの思い入れも知識もない。ただ野次馬として今回の簡易尿検査での陽性反応事件は、想像するとなかなかに愉しい。

『抜き打ちの検査をやったが、誰にも陽性反応は出なかった』という発表を意気揚々とやる手筈になっていたのに、陽性反応が出ちゃったということではなかったか・・・。

それとなく抜き打ち検査はあるよ・・と伝えられていたかも知れないし、抜き打ちでもなんでもなかったのに、出ちゃったよ・・・ということだったとしたら、慌てるだろうなと思う。

それを隠したり誤魔化したりしたらどうなるか。今までの何でも隠せば何とかなったという気分で隠して、ばれたらどうなるか。想像もできないほど大変な事になるだろうという雰囲気になったのだろう。それで発表するのは致しかたないということになったのだろう。

そして、発表を受取ったマスコミの対応は、もう先の若ノ鵬と同じロシア人関取だからクロに決まったという格好での騒ぎ方だ。街角インタビューも、クロと決めつけた上での意見ばかりを集めて流していた。

兄弟力士は『マリファナを見たことも触ったこともない』ときっぱりと言っている。疑惑の完全否定どころか、きちんと検査をすれば判ると堂々としている。これはどう考えたらいいのだろう。

若ノ鵬は、本人が認めているからその通りなのだろうが、露鳳と白露山ははめられたのだろうか?きっとそうに違いないという気がする。露鳳は、もしかしたら腰痛の薬に抜き打ち検査が反応したのではないかと主張しているらしい。では白露山は何故?ということになる。

愉快犯の仕業ではないだろうか。もし愉快犯だとして、その犯人はどう考えたのだろう。『同じロシアの力士だから、叩けば必ずホコリが出る筈。警察沙汰になって家宅捜査があれば必ず何かが出て来るだろう』と思ったのではないか? ハメルにしても、あらかじめ彼ら兄弟の部屋などに、マリファナを投げ入れておくような仕込みはなかったようだから、そこまで内部に詳しい人間ではない・・・などと想像しはじめるとどこまでも行ってしまう。

警察の動き方も慎重のようだ。数々の不祥事と失態で信用を無くしている警察は少しは学習したのだろう。ここでへまをやれば、事は相撲協会だけの事ではない。国際問題になるのだ。

露鳳はポスト曙のヒールだ。あまり好きなキャラクターではない。今回の騒動ではまだ結論が出ていないが、何だかとてもいじらしい。実は私は弟の白露山は好きなのだ。禿げ上がった前頭部にくりくりした眼の可愛い顔つき。キューピーみたいで外見がたまらなく好きだ。彼らの潔白を切に望んでいる。北方領土は絶対に返還されるべきだけれど・・・!

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