和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

怪談・内閣支持率。

2008-08-06 | 朝日新聞
8月3日の読売新聞と朝日新聞。どちらも一面で福田改造内閣の支持率を取り上げておりました。これは是非とも比較しておきたくなります。

  内閣支持率
     読売新聞調査 41.3%
     朝日新聞調査 24.0%

  麻生太郎幹事長起用を評価する
     読売新聞調査 66%
     朝日新聞調査 51%


学校の夏休みの宿題に、NIEと銘打って、この支持率の違いを検討する論文を、テーマとして取り上げる学生はいないものか?出来うるならば、さらに一歩踏み込んで、この違いについて、学生に調査して、どちらの新聞を支持し、信頼するかの調査もすればよし。さらには、学校の先生に調査の手を広げてみるのも、一考。その際、どの先生が忙しくて調査拒否をしていたかというのも汗をかきかき調査の甲斐がありそうです。そんな新聞支持率調査があったら、読んでみたいなあ。うん。各学校別の新聞支持率というのもいいなあ。ちなみに夏の甲子園で聞く新聞支持率というのは、ちょっと偏るかもしれませんね。もちろん。そうして調査した新聞支持率は、多数派を出した新聞にリストを送れば記事掲載をしてくれるかもしれませんよね。朝日新聞が多数派ならば、きっと教育欄に載せてもらえます。載せて欲しくて新聞社支持率の数値を改ざんすることは、学生としてあるまじきことですから、注意しましょう。それから、質問項目は、漠然としないように、質問が肝心です。それによって%が大幅にかわることだってあります。そのさじ加減が、学生の腕のみせどころ。質問項目の言葉を「福田内閣」とするか「福田改造内閣」とするかの微妙な差でも%は違ってきます。それはそうと、たしか大宅壮一氏でした。新聞記者がどちらの意見を望んでいるのかをまず聞いてから、それにそった回答をしたというエピソードがありました。そういえば、大宅壮一氏は学生時代秀才だったそうです。だからといって、くれぐれも先生の傾向を読んでの調査などをしようとしないでください。あなたは大宅壮一氏みたいな秀才じゃないのですから、コツコツと正攻法で学生らしく調査をしてみてください。

学生のみなさん全員が、この調査をしなさいといってるんじゃありません。全国で一人だけでもいいのです。司馬遼太郎は世界に一人しかおりませんでした。あなただって世界に一人しかいないのです。ガンバってください。

コメント
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