宮本常一の本をこの夏読もうと思った。
でも、私の興味もせいぜい2~3か月。
それを過ぎると、また違う方向へと
興味が移ります(笑)。
ということで、丁寧に読めない私は、
KAWADE道の手帖「宮本常一」の
最後の方にあった
木村哲也氏の「宮本常一ブックガイド」
を参考に本をそろえることにしました。
その最後の21番目は「宮本常一著作集」
とあるのですが、それは勘弁してもらって、
とりあえずは、とりあげられている中から
講談社学術文庫・岩波文庫・岩波現代文庫
のラインアップを何とか机に並べてみることに。
ということで、古本で揃えました(笑)。
さてっと、今まで読みはじめていると、
桑原武夫だったり、司馬遼太郎だったりと
思い浮かび、本棚からその本を出してきます。
そういえば、と今度出してきたのは
未読の穂積重遠著「新訳論語」。
そのはじまりをひらくと
祖父渋沢栄一
父 穂積陳重
母 穂積歌子
叔父阪谷芳郎
と四人の名前が並び
「・・の霊前に捧ぐ」
となっておりました。
私が読みたかったのは、
論語のはじまりでした。
子ノタマワク、学ンデ而シテ
時ニコレヲ習フ、
マタ説(ヨロコ)バシカラズヤ。
・・・・
この箇所の穂積氏の指摘は刺激的でした。
こうあります。
「・・・・・
もともと学問し修養するのも
自分の人物をみがくためで、
それがおのづから世のため人のため
になることはあらうとも、
けつして他人に認識してもらふための
学問修養ではない。そういふ気持ちで
『人知ラズシテイキドホラズ』
一心不乱に学問修養をつづける人があるならば、
それこそ本当の君子ではあるまいか。」
修養も君子も知らないけれど、
修養はあり。君子もいる。
will9月号が発売。
そのheadlineの先頭は
日下公人氏でした。
そこにこんな言葉が、
「子供があとを継いでくれないから
閉店するというが、子供に聞くと
親は客に商売するより役所に行って
優遇措置とかの陳情を熱心にしている。
その姿をみると、やる気が失せるという。」
ちなみに、HANADAとWILLとの
どちらの巻頭随筆にも顔を出しているのが
門田隆将氏でした。
そして9月号の雑誌の両方の書評欄に
門田隆将著「リーダーの本義」(日経BP社)
が取り上げられております。
うん。それが気になるけれど、
ガマンして、この夏は何とか
宮本常一の本で乱取り稽古なみの読書ができますように
さあ、七月も最終週となりました。
でも、私の興味もせいぜい2~3か月。
それを過ぎると、また違う方向へと
興味が移ります(笑)。
ということで、丁寧に読めない私は、
KAWADE道の手帖「宮本常一」の
最後の方にあった
木村哲也氏の「宮本常一ブックガイド」
を参考に本をそろえることにしました。
その最後の21番目は「宮本常一著作集」
とあるのですが、それは勘弁してもらって、
とりあえずは、とりあげられている中から
講談社学術文庫・岩波文庫・岩波現代文庫
のラインアップを何とか机に並べてみることに。
ということで、古本で揃えました(笑)。
さてっと、今まで読みはじめていると、
桑原武夫だったり、司馬遼太郎だったりと
思い浮かび、本棚からその本を出してきます。
そういえば、と今度出してきたのは
未読の穂積重遠著「新訳論語」。
そのはじまりをひらくと
祖父渋沢栄一
父 穂積陳重
母 穂積歌子
叔父阪谷芳郎
と四人の名前が並び
「・・の霊前に捧ぐ」
となっておりました。
私が読みたかったのは、
論語のはじまりでした。
子ノタマワク、学ンデ而シテ
時ニコレヲ習フ、
マタ説(ヨロコ)バシカラズヤ。
・・・・
この箇所の穂積氏の指摘は刺激的でした。
こうあります。
「・・・・・
もともと学問し修養するのも
自分の人物をみがくためで、
それがおのづから世のため人のため
になることはあらうとも、
けつして他人に認識してもらふための
学問修養ではない。そういふ気持ちで
『人知ラズシテイキドホラズ』
一心不乱に学問修養をつづける人があるならば、
それこそ本当の君子ではあるまいか。」
修養も君子も知らないけれど、
修養はあり。君子もいる。
will9月号が発売。
そのheadlineの先頭は
日下公人氏でした。
そこにこんな言葉が、
「子供があとを継いでくれないから
閉店するというが、子供に聞くと
親は客に商売するより役所に行って
優遇措置とかの陳情を熱心にしている。
その姿をみると、やる気が失せるという。」
ちなみに、HANADAとWILLとの
どちらの巻頭随筆にも顔を出しているのが
門田隆将氏でした。
そして9月号の雑誌の両方の書評欄に
門田隆将著「リーダーの本義」(日経BP社)
が取り上げられております。
うん。それが気になるけれど、
ガマンして、この夏は何とか
宮本常一の本で乱取り稽古なみの読書ができますように
さあ、七月も最終週となりました。