明日から二泊三日で、京都旅行へ。
はい。宿はとって頂いているので(笑)、
後は、きままな、観光です。
うん。選んだ一冊はというと、
宮本常一著「私の日本地図14 京都」(未来社)。
たのしく、読みました。附録に京都の地図もある。
なになに、読みながら、地図と照らしていきます。
一条から十条まで、やっと地形がのみこめる(笑)。
この本のはじまりは、三十三間堂からでした。
せっかくですから、はじまりを引用。
「京都では田舎から京都へやって来る人を
お上(のぼ)りさんといっている。
戦前だったら、古い中折帽をかぶり、
木綿織の羽織を着、白いメリヤスの股引をはき、
尻をはしょって蟹股にあるいていく老男たち、
女の方は手拭をかぶったり、首にまいたりして、
群になって京都の駅でおりて、
本願寺へまいる者は北に向って、
京まいりといって寺々をまわる者は東に向って
三十三間堂の方へ歩いていったものである。
お上りさんにとって京都の町は、
有難い神や仏の世界であり、
『京都へ行く』とはいわないで、
『京参り』といったものである。
私もまたお上りさんの一人であり、
京参りをした一人である。・・・」
この本には、1960年~1970年代の写真が
頁をめくるごとに、並んでいるたのしさ。
宮本常一氏の語りとともに、心地よい読後感。
はい。その頃の京都へとタイムスリップしたようで、
明日、いよいよ、現代の京参り(笑)。
はい。「そうだ、京参りへ」ということで、
明日午前8時ごろの新幹線でのお上りさん。
はい。宿はとって頂いているので(笑)、
後は、きままな、観光です。
うん。選んだ一冊はというと、
宮本常一著「私の日本地図14 京都」(未来社)。
たのしく、読みました。附録に京都の地図もある。
なになに、読みながら、地図と照らしていきます。
一条から十条まで、やっと地形がのみこめる(笑)。
この本のはじまりは、三十三間堂からでした。
せっかくですから、はじまりを引用。
「京都では田舎から京都へやって来る人を
お上(のぼ)りさんといっている。
戦前だったら、古い中折帽をかぶり、
木綿織の羽織を着、白いメリヤスの股引をはき、
尻をはしょって蟹股にあるいていく老男たち、
女の方は手拭をかぶったり、首にまいたりして、
群になって京都の駅でおりて、
本願寺へまいる者は北に向って、
京まいりといって寺々をまわる者は東に向って
三十三間堂の方へ歩いていったものである。
お上りさんにとって京都の町は、
有難い神や仏の世界であり、
『京都へ行く』とはいわないで、
『京参り』といったものである。
私もまたお上りさんの一人であり、
京参りをした一人である。・・・」
この本には、1960年~1970年代の写真が
頁をめくるごとに、並んでいるたのしさ。
宮本常一氏の語りとともに、心地よい読後感。
はい。その頃の京都へとタイムスリップしたようで、
明日、いよいよ、現代の京参り(笑)。
はい。「そうだ、京参りへ」ということで、
明日午前8時ごろの新幹線でのお上りさん。