今日は、午前も午後も、もらって来て数年分
そのままになっていた、読売の古新聞を整理。
古新聞をめくっていると指が汚れてくるので、
ナイロン手袋でめくりはじまたのですが、
なかなかページがめくれないのでした。
さらに指にゴムをはめて頁めくりをしようとしたのですが、
こちらもうまくいかない。
午後になって、農作業などにつかうゴム手袋をつかってみる。
これが良好で、ペースがはかどる。
目次をみて、広告をみて、パラパラめくって、
とりあえず、目をとおすことに徹するのですが、
今日もまだ、終わらず、このあと数日かかりそうです。
切り取っているのは、読売歌壇・俳壇(月曜日)でした。
とりあえず、今日切り取った読売歌壇から収穫を引用。
エッセーを四十編読んだ心地して
歌壇を閉じて冷めた茶を飲む
堺市 山口恵津子
飼ひ猫は生老病死身をもつて示し静かに此の世を去りぬ
日立市 鶴岡育枝
娘ではないから言える初恋のはなしを『ヘルパーさん』吾は聞く
新宮市 小野小乃々
コーヒーを飲もうよ姉と喫茶店初めてかもね七十路にして
福山市 石川茂樹
以上は、小池光選の一番目に載った短歌でした。
ちなみに、選者の二番目は、栗木京子さん。栗木さんの選も一首
消しゴムのカスを残して孫帰る今度いつ来るまた来て四角
高松市 好井喜久代
栗木さんの評を引用しておきます。
「 祖父母の家で字や絵を書いて過ごした孫。
消しゴムでなく、そのカスを残したところに臨場感が漂う。
『 さよなら三角また来て四角 』を生かした結句も味わい深い。 」