和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

みちのく。桜・葉桜。

2020-03-23 | 産経新聞
長谷川櫂著「震災歌集」(中央公論新社・2011年4月25日発行)
に桜の歌がありました。

 人々の嘆きみちみつるみちのくを心してゆけ桜前線
 
 葉桜を吹きわたる風よ記憶せよ
        ここにみちのくといふ国のありしを

2020年3月23日の産経新聞一面コラム産経抄
は、こうはじまっておりました。

「新型コロナウイルスの発生地となった
中国湖北省武漢市にあたる武漢大学は、
桜の名所として知られる。
キャンパス内に約千本の桜は、もともと
1930年代に武漢を占領した旧日本軍に
より持ち込まれたのが始まりだ。

72年の日中国交正常化の際には、
田中角栄首相から周恩来首相夫人に
贈られた桜も植えられた。もっとも
都市封鎖となって以来、住民の自由な
外出は禁止されてきた。多くの人は、
武漢大学が始めたネット上での桜の
動画配信で、花見を楽しんでいる。

米首都ワシントンに春の訪れを告げる
桜の苗も、日本から贈られたものだ。
20日に開会されるはずだった『全米桜祭り』
の3月中の行事は、すべて中止となった。
ウイルスの感染拡大の防止が理由である。
花を愛でる人の姿もまばらだという。

東京都心で昨日、桜が満開となった。
例年より12日も早い。東京都台東区の
上野公園では、大勢の人が桜の木の下で
談笑したり写真を撮ったりして、
花見を満喫していた。ただマスク姿が目立ち、
宴席が禁止された。例年とまったく違う光景である。
・・・・」

ユーチューブの文化人放送だったかで、
阿比留瑠比さんが、ネットでの産経新聞の
購読を毎回呼びかけていらっしゃる。
ぎこちない、勧誘なのですが、
だんだんと、吹っ切れたように慣れてきております。

うん。門田隆将著「新聞という病」じゃなくって、
新聞という『産経』。これならば、
私も産経新聞を購読しているので、この機会に、
このブログで、その都度紹介していけたらと思います(笑)。

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