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映画「ラブアゲイン」は妻に離婚を突き付けられたさえない中年男性の姿を描いたラブコメディだ。
ダメ中年を演じたら天下一品のスティーブ・カレル演じる主人公を中心にして、モテ男ライアン・ゴズリングに手ほどきを受ける姿がおもしろい。
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映画はある夫婦の妻(ジュリアン・ムーア)が旦那(スティーブ・カレル)に離婚の申し出をする場面からスタートする。
キョトンとする夫は何もいえない。追い討ちをするが如く、妻はある男デイヴィッド(ケビンベーコン)の名前を出して、すでにその男とできていると告白する。夫はそんな話は聞きたくないとばかりに、車の扉を開けて逃げ出す。夫婦には3人の子供がいた。長女は一人暮らしで13歳の長男と幼い次女と暮らしていた。結局子供は母親の元に残る。
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仕方なく一人暮らしを始めた夫であるが、バーで愚痴を言うばかりだ。そんな彼の独り言を聞いていたプレイボーイ風の一人の男(ライアン・ゴズリング)が近寄ってくる。彼は事情を聞き、女性を口説く手ほどきを教授する。洋服を新調したり、髪型から何まで変身した彼は、バーで女性を口説くようになる。
手馴れてくると、次から次へとうまく行くようになるのであるが。。。。
ジュリアン・ムーア演じる主人公の妻は見ようによっては嫌な女である。普通の亭主である主人公を見捨てて別の男に走ろうとする。内田樹の「映画の構造分析」という本で「アメリカ映画が、その全史を通じて強烈な女性嫌悪にドライブされている。」そう書いてあったが、なるほどと思わせるようなこの映画である。
日本ではラブコメはカップル以外は男性の姿を見つめるのが難しい。でもアメリカではそうでないのかもしれない。女性嫌悪が語られるので、女性の身勝手さに手を焼いている男性のうっぷんが晴らされるのかもしれない。そんな映画を日本で見る大多数が女性なのが笑える。
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登場人物は多い。13歳の思春期の長男をクローズアップさせ、子守に来ている17歳の女性への思いを語らせる。思春期の年上への憧れを語る。割りと多人数が絡む映画であれど、比較的単純な恋の話なのでわけがわからなくなるなんてことはない。途中意外性のある場面をいくつも持ってきているので話の展開で飽きることはない。笑いが思わずこぼれる場面も多い。
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ライアン・ゴズリングはかっこいい。先日ロードショーで「ドライブ」を見たばかりである。男前の代名詞のようになってきた。スティーブ・カレルとの対照でうまい使い方だ。また、ケヴィンベーコン、マリサトメイ両ベテランが特製スパイスのような役を演じて、映画にアクセントを添える。
普通のラブコメディの色彩、ほのぼのとしていいが、まあ退屈なときに見る映画かな。
ダメ中年を演じたら天下一品のスティーブ・カレル演じる主人公を中心にして、モテ男ライアン・ゴズリングに手ほどきを受ける姿がおもしろい。
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映画はある夫婦の妻(ジュリアン・ムーア)が旦那(スティーブ・カレル)に離婚の申し出をする場面からスタートする。
キョトンとする夫は何もいえない。追い討ちをするが如く、妻はある男デイヴィッド(ケビンベーコン)の名前を出して、すでにその男とできていると告白する。夫はそんな話は聞きたくないとばかりに、車の扉を開けて逃げ出す。夫婦には3人の子供がいた。長女は一人暮らしで13歳の長男と幼い次女と暮らしていた。結局子供は母親の元に残る。
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仕方なく一人暮らしを始めた夫であるが、バーで愚痴を言うばかりだ。そんな彼の独り言を聞いていたプレイボーイ風の一人の男(ライアン・ゴズリング)が近寄ってくる。彼は事情を聞き、女性を口説く手ほどきを教授する。洋服を新調したり、髪型から何まで変身した彼は、バーで女性を口説くようになる。
手馴れてくると、次から次へとうまく行くようになるのであるが。。。。
ジュリアン・ムーア演じる主人公の妻は見ようによっては嫌な女である。普通の亭主である主人公を見捨てて別の男に走ろうとする。内田樹の「映画の構造分析」という本で「アメリカ映画が、その全史を通じて強烈な女性嫌悪にドライブされている。」そう書いてあったが、なるほどと思わせるようなこの映画である。
日本ではラブコメはカップル以外は男性の姿を見つめるのが難しい。でもアメリカではそうでないのかもしれない。女性嫌悪が語られるので、女性の身勝手さに手を焼いている男性のうっぷんが晴らされるのかもしれない。そんな映画を日本で見る大多数が女性なのが笑える。
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登場人物は多い。13歳の思春期の長男をクローズアップさせ、子守に来ている17歳の女性への思いを語らせる。思春期の年上への憧れを語る。割りと多人数が絡む映画であれど、比較的単純な恋の話なのでわけがわからなくなるなんてことはない。途中意外性のある場面をいくつも持ってきているので話の展開で飽きることはない。笑いが思わずこぼれる場面も多い。
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ライアン・ゴズリングはかっこいい。先日ロードショーで「ドライブ」を見たばかりである。男前の代名詞のようになってきた。スティーブ・カレルとの対照でうまい使い方だ。また、ケヴィンベーコン、マリサトメイ両ベテランが特製スパイスのような役を演じて、映画にアクセントを添える。
普通のラブコメディの色彩、ほのぼのとしていいが、まあ退屈なときに見る映画かな。