終戦後3年たった広島を舞台に、宮沢りえが父原田芳雄との心のふれあいを描く作品だ。
もともとが井上ひさしの二人劇で、映画としてはセリフに頼りすぎて凡長な感じがした。しかし、流れるハートはやさしい。
昭和23年の広島。宮沢りえは、父原田芳雄と二人で暮らしている。宮沢は図書館に勤める。心の奥では原爆投下を生き残ってしまったことへの罪悪感をもっており、勤め先である図書館で原爆の資料を集める浅野忠信から好意を寄せられているものの、死者への申し訳なさから親密になれないでいる。原田芳雄は、日々の話し相手として助言を与えるが。。。。
実質演劇調で、長回しが多く二人には過酷な映画だったろうと思う。
予備知識なしで観た。むしろあったほうが感慨深かったかもしれない。
父と娘の交情にはほろっとさせられるものがあるが、演劇を観る訳ではないのでちょっと退屈になってしまう。厳密に定義付けをしなくてもいいとは思うが、セリフが多すぎるのは映画向きではないかも?心理描写にこだわるなら小説だし、映画はハートに響く映像、音響を求めるものでセリフは必要最小限に抑えた方がうまくまとまると私は思う。
もともとが井上ひさしの二人劇で、映画としてはセリフに頼りすぎて凡長な感じがした。しかし、流れるハートはやさしい。
昭和23年の広島。宮沢りえは、父原田芳雄と二人で暮らしている。宮沢は図書館に勤める。心の奥では原爆投下を生き残ってしまったことへの罪悪感をもっており、勤め先である図書館で原爆の資料を集める浅野忠信から好意を寄せられているものの、死者への申し訳なさから親密になれないでいる。原田芳雄は、日々の話し相手として助言を与えるが。。。。
実質演劇調で、長回しが多く二人には過酷な映画だったろうと思う。
予備知識なしで観た。むしろあったほうが感慨深かったかもしれない。
父と娘の交情にはほろっとさせられるものがあるが、演劇を観る訳ではないのでちょっと退屈になってしまう。厳密に定義付けをしなくてもいいとは思うが、セリフが多すぎるのは映画向きではないかも?心理描写にこだわるなら小説だし、映画はハートに響く映像、音響を求めるものでセリフは必要最小限に抑えた方がうまくまとまると私は思う。