平成21年6月12-13日 天候晴れ時々曇り
瑞牆山山頂にツエルトを張り、星空の撮影を試みたが、夕方は見えていた富士山が8時過ぎには姿を消してしまい、撮影は見事に失敗した。しかし、今回の目的は星空だけではない。もうひとつ、花の調査という目的があった。一応は所属する山岳会の仕事なのではあるのだが、調査依頼書を見ていないので果たして役に立つのかどうか???絶滅危惧種を中心とした稀少植物の定点調査が主眼らしいので、新たに情報を得たカモメランの調査もしてきた。また、現在は使用されていない大ヤスリ岩の根元近くを通過する道(現在はロープが張られて入らないようにされている。4年前に登ったときはそちらの道を歩いた。)も歩いてみた。
クリンソウ
瑞牆山荘から歩き始めて十数分のところで、登山道の左側に沼地のように窪んだところがある。そこには真っ赤な花を付けた植物群落が目に付く。クリンソウだ。花の時期には真っ赤な目立つ花がたくさん咲いているので、直ぐに気がつく。踏み跡もついている。
コミヤマカタバミ
この季節にはあちらこちらの中・低山でも比較的見かけられる花である。富士見平小屋を過ぎた樹林帯の中から天鳥川あたりにかけて、苔の中からたくさん顔を出して咲いている。
キバナノコマノツメ
スミレの仲間で唯一スミレの名がつかないスミレである。ツガ林を抜けて明るくなってきた岩の隙間にたくさん花をつけている。
イワカガミ
ピンク色の可愛らしいこの花を見つけると思わず微笑みたくなる。中腹から上の大岩がゴツゴツとしはじめたあたりから、登山道脇にちらほらと見えるようになってくる。ちょうど咲き始めた頃の新鮮な花を楽しむことができた。ロープが張られて現在は使用されていない旧道側にはたくさん咲いていた。
山頂隣の岩峰に咲いていたアズマシャクナゲ
山頂直下のアズマシャクナゲ.ちょうど見ごろ.
アズマシャクナゲ
この季節にピンク色の可憐な花を咲かせる。この花を見るために瑞牆山を訪れる人も多く、この季節は瑞牆山が大賑わいする季節でもある。例年より2週間近く開花が早く、既に天鳥川あたりから中腹までは花が終わりかけていた。山頂あたりはちょうど見頃だった。山頂直下の不動滝分岐手前に左に行く細い道があり、そこを進んでみると山頂隣の岩峰に出ることができた。眺望良好、道脇に見事なシャクナゲの花が咲いていた。
登山道脇で見つけた2輪
横の岩に咲いていた花をズームレンズで撮影
クモイコザクラ
奥秩父と南アルプスの特産種。山頂間近の登山道脇をウロウロと花を探していたら、左手の大きな岩の下に2輪咲いているのを見つけた。さらにその上の岩肌を見ると、ピンクの花が数輪付いている。ズームレンズで捉えると、やはりクモイコザクラだった。葉らしきものは見かけるが、花は少ない。
ミヤマハンショウヅル
4年前に登った時に山頂の樹林帯との境目にあるのを見つけた。その株はまだ残っていて花をつけていた。さらに山頂東側の岩の隙間を見ると、ツルというよりも草のように葉を延ばし、数株が花を付けていた。
カモメラン
エルクで写真展を行っている際に情報を提供してくださった方がおり、確認に行ってみた。場所は教えられないが,知っている人も多いらしく、新しい踏み跡があった。約7株ほど確認でき,さらに小川の流れに沿って下のほうまで探索してみたところ、かなり下ったところで7株ほど見つけることができた。盛期は過ぎているようだった.
サンリンソウ
小川に沿って道無き道を歩いて行くと、周囲一面にに白い可愛らしい花が群生していた。ニリンソウ?あるいはヒメイチゲかと思ったが、茎葉に柄があること、小葉が裂けていることからサンリンソウと判別した。
その他に目についたのはシロバナノヘビイチゴ,マイヅルソウ(まだ花は咲いていない),ミヤマキンポウゲ,ヤマツツジ,レンゲツツジなどなど.シャクナゲが咲いて山が賑わう時期であり,下山時は大勢の人たちとすれ違った.駐車場は満杯で路上に止めてある車が多数見かけられた.
瑞牆山山頂にツエルトを張り、星空の撮影を試みたが、夕方は見えていた富士山が8時過ぎには姿を消してしまい、撮影は見事に失敗した。しかし、今回の目的は星空だけではない。もうひとつ、花の調査という目的があった。一応は所属する山岳会の仕事なのではあるのだが、調査依頼書を見ていないので果たして役に立つのかどうか???絶滅危惧種を中心とした稀少植物の定点調査が主眼らしいので、新たに情報を得たカモメランの調査もしてきた。また、現在は使用されていない大ヤスリ岩の根元近くを通過する道(現在はロープが張られて入らないようにされている。4年前に登ったときはそちらの道を歩いた。)も歩いてみた。
クリンソウ
瑞牆山荘から歩き始めて十数分のところで、登山道の左側に沼地のように窪んだところがある。そこには真っ赤な花を付けた植物群落が目に付く。クリンソウだ。花の時期には真っ赤な目立つ花がたくさん咲いているので、直ぐに気がつく。踏み跡もついている。
コミヤマカタバミ
この季節にはあちらこちらの中・低山でも比較的見かけられる花である。富士見平小屋を過ぎた樹林帯の中から天鳥川あたりにかけて、苔の中からたくさん顔を出して咲いている。
キバナノコマノツメ
スミレの仲間で唯一スミレの名がつかないスミレである。ツガ林を抜けて明るくなってきた岩の隙間にたくさん花をつけている。
イワカガミ
ピンク色の可愛らしいこの花を見つけると思わず微笑みたくなる。中腹から上の大岩がゴツゴツとしはじめたあたりから、登山道脇にちらほらと見えるようになってくる。ちょうど咲き始めた頃の新鮮な花を楽しむことができた。ロープが張られて現在は使用されていない旧道側にはたくさん咲いていた。
山頂隣の岩峰に咲いていたアズマシャクナゲ
山頂直下のアズマシャクナゲ.ちょうど見ごろ.
アズマシャクナゲ
この季節にピンク色の可憐な花を咲かせる。この花を見るために瑞牆山を訪れる人も多く、この季節は瑞牆山が大賑わいする季節でもある。例年より2週間近く開花が早く、既に天鳥川あたりから中腹までは花が終わりかけていた。山頂あたりはちょうど見頃だった。山頂直下の不動滝分岐手前に左に行く細い道があり、そこを進んでみると山頂隣の岩峰に出ることができた。眺望良好、道脇に見事なシャクナゲの花が咲いていた。
登山道脇で見つけた2輪
横の岩に咲いていた花をズームレンズで撮影
クモイコザクラ
奥秩父と南アルプスの特産種。山頂間近の登山道脇をウロウロと花を探していたら、左手の大きな岩の下に2輪咲いているのを見つけた。さらにその上の岩肌を見ると、ピンクの花が数輪付いている。ズームレンズで捉えると、やはりクモイコザクラだった。葉らしきものは見かけるが、花は少ない。
ミヤマハンショウヅル
4年前に登った時に山頂の樹林帯との境目にあるのを見つけた。その株はまだ残っていて花をつけていた。さらに山頂東側の岩の隙間を見ると、ツルというよりも草のように葉を延ばし、数株が花を付けていた。
カモメラン
エルクで写真展を行っている際に情報を提供してくださった方がおり、確認に行ってみた。場所は教えられないが,知っている人も多いらしく、新しい踏み跡があった。約7株ほど確認でき,さらに小川の流れに沿って下のほうまで探索してみたところ、かなり下ったところで7株ほど見つけることができた。盛期は過ぎているようだった.
サンリンソウ
小川に沿って道無き道を歩いて行くと、周囲一面にに白い可愛らしい花が群生していた。ニリンソウ?あるいはヒメイチゲかと思ったが、茎葉に柄があること、小葉が裂けていることからサンリンソウと判別した。
その他に目についたのはシロバナノヘビイチゴ,マイヅルソウ(まだ花は咲いていない),ミヤマキンポウゲ,ヤマツツジ,レンゲツツジなどなど.シャクナゲが咲いて山が賑わう時期であり,下山時は大勢の人たちとすれ違った.駐車場は満杯で路上に止めてある車が多数見かけられた.