年末・年始は10連休!のはずだったが、そううまくは行かず、連日職場に出勤することとなる。しかも風邪をひいてしまい、徐々に悪化して山に行くような体調では無くなってしまう。喉の痛みがいく分改善した31日、この日は二十八夜の細い月が太陽の軌道に近い位置で昇って来る日だった。まだ多量の鼻汁と喀痰が出るがあまり無いチャンスなので、少し無理して行くことにする。ダイヤモンド富士の1時間半ほど前に月が昇って来るはずなので未明4時に本栖湖キャンプ場を出発する。体を冷やさないようにたくさん着込んで、ゆっくりと歩いたつもりだったが、思った以上に汗をかいてしまう。5時20分、東屋が立つ休憩所に到着しここでカメラと三脚を取り出す。

東屋の立つ休憩地から見る未明の富士山

竜ヶ岳に沈む木星
山頂に向かって笹原の斜面を登って行くと、富士山中腹の山頂寄りから月が昇り始めてしまう。予想では山頂の左角あたりから出るはずだったが、それよりも下から登り始めた。山頂まで行く時間は無さそうなので途中で三脚とカメラを構えて撮影を始める。

薄明の富士に昇る二十八夜の月

富士山腹に昇り始めた二十八夜の月

富士に昇る地球照の月

夜明けが近付くと地球照の月はしだいに薄れて行く

薄明の富士と月

消え行く地球照

細い月も夜明けの空に消えて行く
月が消えたところで山頂手前の展望地に向かい、ダイヤモンド富士をじっと待つ。風が無く寒さはあまり感じない。富士山頂付近を流れて行く彩雲を楽しみつつ、40分ほど待って7時44分、ダイヤモンド富士の時間を迎える。

展望地から見る薄明の富士山。山頂は笹が邪魔になって朝霧高原が見えないが、この場所は下まで見渡せる。

光る富士山頂

彩雲流れる

もうすぐ来る!

輝く山頂

ダイヤモンド輝く。残念ながらフレアが出てしまった。

レンズを変えると・・・何やら不思議な輪が写る。しかもピンボケ。

いつも使っているCanonレンズは修理に出しているため、今日のレンズはSigma製。レンズの特性でこのように写るらしい。

笹原を照らすダイヤモンド
ダイヤを撮り終えて山頂は踏まずに下山する。本栖湖直下りコースのほうが下山は早いのでそちらを足早に下りたが、かなり下まで下りたところで「週遊歩道」なる道標があった。いつもならそちらに行かずにアスファルトの道に直下りだが、トレースがしっかり着いていたので歩いたことのないそちらのコースに行ってみることにする。ところが、こちらのコースはアップダウンあり、さらに沢を回り込むために想定外にコースが長く時間を費やしてしまった。1時間15分ほどかかって、9時15分、駐車場に到着した。

コース分岐付近から見る笹原越しの富士山

本栖湖直下りコースは立派なブナの木が立ち並ぶ。

週遊歩道コースにあるカツラの巨木
撮りたかった地球照の月は予定通りに撮れたが、あっさりし過ぎている気がする。もう一工夫欲しいところだろうか。まだ鼻汁と痰が多く、加湿のためにマスクを装着して登ったが、鼻の入り口には鼻汁が固まって付着していた。そして翌日からはさらに症状が悪化、静養することとなってしまう。山はほぼ休業状態の年末年始となってしまった。

東屋の立つ休憩地から見る未明の富士山

竜ヶ岳に沈む木星
山頂に向かって笹原の斜面を登って行くと、富士山中腹の山頂寄りから月が昇り始めてしまう。予想では山頂の左角あたりから出るはずだったが、それよりも下から登り始めた。山頂まで行く時間は無さそうなので途中で三脚とカメラを構えて撮影を始める。

薄明の富士に昇る二十八夜の月

富士山腹に昇り始めた二十八夜の月

富士に昇る地球照の月

夜明けが近付くと地球照の月はしだいに薄れて行く

薄明の富士と月

消え行く地球照

細い月も夜明けの空に消えて行く
月が消えたところで山頂手前の展望地に向かい、ダイヤモンド富士をじっと待つ。風が無く寒さはあまり感じない。富士山頂付近を流れて行く彩雲を楽しみつつ、40分ほど待って7時44分、ダイヤモンド富士の時間を迎える。

展望地から見る薄明の富士山。山頂は笹が邪魔になって朝霧高原が見えないが、この場所は下まで見渡せる。

光る富士山頂

彩雲流れる

もうすぐ来る!

輝く山頂

ダイヤモンド輝く。残念ながらフレアが出てしまった。

レンズを変えると・・・何やら不思議な輪が写る。しかもピンボケ。

いつも使っているCanonレンズは修理に出しているため、今日のレンズはSigma製。レンズの特性でこのように写るらしい。

笹原を照らすダイヤモンド
ダイヤを撮り終えて山頂は踏まずに下山する。本栖湖直下りコースのほうが下山は早いのでそちらを足早に下りたが、かなり下まで下りたところで「週遊歩道」なる道標があった。いつもならそちらに行かずにアスファルトの道に直下りだが、トレースがしっかり着いていたので歩いたことのないそちらのコースに行ってみることにする。ところが、こちらのコースはアップダウンあり、さらに沢を回り込むために想定外にコースが長く時間を費やしてしまった。1時間15分ほどかかって、9時15分、駐車場に到着した。

コース分岐付近から見る笹原越しの富士山

本栖湖直下りコースは立派なブナの木が立ち並ぶ。

週遊歩道コースにあるカツラの巨木
撮りたかった地球照の月は予定通りに撮れたが、あっさりし過ぎている気がする。もう一工夫欲しいところだろうか。まだ鼻汁と痰が多く、加湿のためにマスクを装着して登ったが、鼻の入り口には鼻汁が固まって付着していた。そして翌日からはさらに症状が悪化、静養することとなってしまう。山はほぼ休業状態の年末年始となってしまった。