先日訪れた大洞山(摺針山)と同じ尾根伝いにある京戸山だが、これもまたマイナーな山なので知る人は少ないだろう。近くには山梨百名山の達沢山がある。幻の花探しが目的のひとつだが、まず見つかる可能性はほとんど無いだろう。途中で二手に分かれる林道の片方は登山道につながるが、もう1方はどうなっているのか、おそらくは途中で終わってしまっているのだろうが、その先を登れるのかどうか、興味を持っていた。そしてもうひとつ、確認しておきたい花がそろそろ咲いている頃だろう。歩き始めは11時半になってしまうが尾根まで登り付ければそこからの道は明瞭なので夕暮れを過ぎても歩ける。いざ、出発。
途中に鳥居と祠があるのに気付く。
林道脇に咲いていたカタバミ
シモバシラが群生
荒れた林道を進む。
この林道は砂防ダム工事のための道で、ここで終わっていた。
予想通り、林道はその先の砂防ダムのところで終わっていた。砂防ダムの右側に登ってみると、植林帯の中に何となく道らしきものがあり、ところどころテープが付いている。尾根伝いにひたすら登ると、その上の山腹に林業作業道と思われる細い道が横切っており、それを進むがすぐにその道も谷の中に消えて不明瞭となる。左右の尾根を見上げて、登り易そうな左側の尾根に取り付いて、急登をひたすら登る。右手から合流してくる尾根まで登り着くと、そこには明らかな道があった。GPSで確認するが、その場所の地図には道は付いていなかった。正規の道(といっても点線ルートだが)はもう少し先のようだ。
砂防ダム左側の樹林帯の中には道らしきものがあり、ところどころテープが付いていた。
谷筋でルートは消えており、左手の尾根に取り付く。
急登の尾根だが、木につかまらなくとも登れる。境界見出し標らしき杭が打ってあった。
右手から合流する尾根が見えてきた。
尾根まで登り着くと、そこには境界見出し標の杭、そしてまともな道がついていた。
山上は霧がかかって薄暗い。幻の花はこんなところに生えていると思うのだが・・・やはり無い。
正規ルートに出る。ここは全く普通の登山道。
午後2時40分、正規ルートに合流した。ここは歩いたことが無い尾根なので、下山する側とは反対方向に進んでみてルートを確認したが、藪道では無く全く普通に歩ける道だった。ナットウ箱山という広い山頂のところまで行って休憩、遅い昼食となる。
京戸山は林の中の小ピークで、看板が付いていなければ気付かずに通過してしまいそうだ。
秋に咲いているのでアキノギンリョウソウか?
ナットウ箱山。かつては小さな看板が立っていただけだったと記憶しているが、立派な標柱が立っていた。
ナットウ箱山周辺も探したがやはり探し物の幻の花は無い。見たという話を全く聞いたことが無いので、おそらく正規のルート沿いで探し当てるのはほとんど困難なのだろう。もう花期を過ぎるので、この界隈の散策は今回が最後になるだろう。また来年探してみようと思う。
時間は3時半を過ぎた。あとはひたすら下山し、1時間ほどで林道ゲートに到着した。
今回歩いたルート。反時計回りに周回。 累積標高差850m、距離8.7㎞。
もうひとつ確認しておきたかった花がこれ。秋に咲くハハコグサ。
予想通り花が咲いていた。
白い花が咲いたらこれはヤマハハコだったが、黄色い花。
秋・ノ・ハハ・コ・草。 かつてはたくさんあったらしいが、現在は絶滅に瀕している花。
途中に鳥居と祠があるのに気付く。
林道脇に咲いていたカタバミ
シモバシラが群生
荒れた林道を進む。
この林道は砂防ダム工事のための道で、ここで終わっていた。
予想通り、林道はその先の砂防ダムのところで終わっていた。砂防ダムの右側に登ってみると、植林帯の中に何となく道らしきものがあり、ところどころテープが付いている。尾根伝いにひたすら登ると、その上の山腹に林業作業道と思われる細い道が横切っており、それを進むがすぐにその道も谷の中に消えて不明瞭となる。左右の尾根を見上げて、登り易そうな左側の尾根に取り付いて、急登をひたすら登る。右手から合流してくる尾根まで登り着くと、そこには明らかな道があった。GPSで確認するが、その場所の地図には道は付いていなかった。正規の道(といっても点線ルートだが)はもう少し先のようだ。
砂防ダム左側の樹林帯の中には道らしきものがあり、ところどころテープが付いていた。
谷筋でルートは消えており、左手の尾根に取り付く。
急登の尾根だが、木につかまらなくとも登れる。境界見出し標らしき杭が打ってあった。
右手から合流する尾根が見えてきた。
尾根まで登り着くと、そこには境界見出し標の杭、そしてまともな道がついていた。
山上は霧がかかって薄暗い。幻の花はこんなところに生えていると思うのだが・・・やはり無い。
正規ルートに出る。ここは全く普通の登山道。
午後2時40分、正規ルートに合流した。ここは歩いたことが無い尾根なので、下山する側とは反対方向に進んでみてルートを確認したが、藪道では無く全く普通に歩ける道だった。ナットウ箱山という広い山頂のところまで行って休憩、遅い昼食となる。
京戸山は林の中の小ピークで、看板が付いていなければ気付かずに通過してしまいそうだ。
秋に咲いているのでアキノギンリョウソウか?
ナットウ箱山。かつては小さな看板が立っていただけだったと記憶しているが、立派な標柱が立っていた。
ナットウ箱山周辺も探したがやはり探し物の幻の花は無い。見たという話を全く聞いたことが無いので、おそらく正規のルート沿いで探し当てるのはほとんど困難なのだろう。もう花期を過ぎるので、この界隈の散策は今回が最後になるだろう。また来年探してみようと思う。
時間は3時半を過ぎた。あとはひたすら下山し、1時間ほどで林道ゲートに到着した。
今回歩いたルート。反時計回りに周回。 累積標高差850m、距離8.7㎞。
もうひとつ確認しておきたかった花がこれ。秋に咲くハハコグサ。
予想通り花が咲いていた。
白い花が咲いたらこれはヤマハハコだったが、黄色い花。
秋・ノ・ハハ・コ・草。 かつてはたくさんあったらしいが、現在は絶滅に瀕している花。