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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

朝霧高原のパール富士  平成27年2月2日

2015年02月04日 | 星空
 新年は星見隊出動して撮影に出かけたパール富士。あれから1ヶ月が経過して再びその時期になった。螺旋軌道を描いて地球を回っている月は気まぐれで、毎回撮影場所が異なる。今回は新たにアストロナビゲータ-なるソフトを購入し、より正確に位置や時間が計算できるようになった。

 朝霧高原で富士山頂に月が昇るのは5時5分ごろ計算、日没よりも10分以上早い計算になるので、富士山が残照で赤くなる前に月が出てしまうことになる。問題なのは撮影場所で、果たして車を止められて撮影できる適地があるのかどうかが問題だ。山上から狙うのを主にしてきたので、朝霧高原の撮影地がどうなっているのかはあまり知らないのだ。早く到着して場所を探したかったのだが、なかなかそうも行かず、撮影地あたりに到着したのは4時50分、あと15分ほどで月が昇って来てしまう。少しばかり焦りながら車を走らせると、車がずらりと止まっている脇道があり、三脚を立てた人がたくさんいる。幸運にも駐車するスペースがあり、さっそく準備して撮影にとりかかる。


    あと10分ほどで月が昇って来るはず。下の木が邪魔だが、200mm望遠レンズで切り取るには十分。


    残照?日没にはまだ早いはずだが・・・


    日が陰った富士山に月が昇り始めた。


    半分ほど姿を現した月


    剣ヶ峰あたりに昇った月。予定地より若干南側の場所だったので月の出る位置が中央にはならなかった。


    剣ヶ峰に輝くパール


    トリーミング。この月の輝きは秀逸。


    金色に輝き始めたところで月は富士山から離れて行く。

 周囲のカメラマンたちが機材を片付け始めた。私も片付けて車に積もうとしていた時に、赤く色付いた富士山が目に留まった。先ほどの残照はやはり日没では無くて太陽が雲に隠されただけだったようだ。こちらが本物の残照だ。また三脚を出して何カットか撮影する。この時間に富士山頂に月が居てくれるとベストなのだが、なかなかそのような場所と時間には当たらない。


    富士残照と月

 機材を片付けて帰ろうとしたところ、脇道の先から続々と車がやって来る。カーナビで見るともう少し先まで道が続いているようだが、この先はどうなっているのだろう?今後の撮影のことも考えて行ってみると・・・そこには広大な牧草地が広がっていた。突き当たりには宿泊施設らしき建物があり、駐車している方に何の施設なのか伺ってみたところ、今は使われていないがYMCAの施設だそうだ。高台になったこの場所から見る富士山は雄大だ。まさに「朝霧高原」という名がぴったりの景色である。知っていれば最初からこの場所に来たのだろうが・・・残念!パールは終わってしまったが、富士山の上に昇った月が美しく、しばらくその月を眺めてから帰宅する。


    広大な牧草地と雄大な富士山。朝霧高原らしい風景の場所があった。


    パールは終わったが、雲間に昇った月が美しい。中央下の車が止まっている場所が先ほど居た場所。


    雲巻く富士と月


    向こうには駿河湾の明かり。まだ粘っている人がいるが、この景色ならばもっともだ。


 今回もパール富士は撮影したにはしたが、自分的にはあまり面白いものではなかった。あまりに苦労無く撮れてしまい、あっさりし過ぎている。金時山で見た時のような感動が無いのだ。やはり山の上からの景色にこだわりたいのだが、パソコンソフトとにらめっこして計算する限りでは休日で良い場所で良い時間のパール富士にはなかなか当たってくれない。今回のように平日の合間を見て撮影に出かけることが多くなるのだろう。まあ、地元の利を生かしてこのような景色が見られるだけでも感謝である。
   
コメント (4)
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