山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

頑張れ星見隊 星空の画像調整

2015年02月24日 | 星空
 星見隊の撮影レベルはかなり上がったと思っています。実は、私が撮っているとあまり大差が無い画像を撮影しているのにうまく撮れないと思い込んでいるのを隊員の皆様はお気付きでしょうか? というよりもきちんと教えていない隊長が問題なのでしょうね。ネットの写真をちょっとお借りして、画像を少しばかりいじらせていただきました。これを見て、皆さん自信を持って撮影に臨んで欲しいと思います。くれぐれも、寝不足と食べ過ぎにはご注意を! あ~、食べ過ぎ警報は私自信でしたね。


    もともと星空の画像というのはどう撮っても暗く写るものです。空も真っ黒、星もいまいち輝かないことが多いです。

 画像調整というのは星空の撮影では必須と言っても過言ではないと思います。暗く写った画像を明るく調整すること、そして空は少し青い色に調整してやったほうが鮮やかです。RAW画像ならば色温度を調整してやって空を青くするのは簡単ですが、JPEG画像だとRGBカラーという赤(R)、緑(G)、青(B)の3色を調整してやらないといけないので、かなり難しい操作になります。なので、撮影するならばRAW画像での撮影をおすすめします。今回はブログから拝借したJPEG画像なので、RGBとトーンカーブをいろいろといじって調整してやると・・・私の写真とあまり変わらない仕上がりになるのではないでしょうか?


    山中湖の星空。きっちりピントがあっていれば、それなりの画像に仕上がります。


    こちらはちとピンボケ画像。


    明るく調整してやると、ブログで見るくらいならなんとか。



    こちらは愛鷹山黒岳から撮った富士山。露出アンダーで富士山がうっすらしか見えませんが・・・


    明るさを調整してやると富士山が浮かび上がります。明るく輝いている星はぎょしゃ座のカペラ。


    精進湖からしんぶんぎ座流星群を狙って撮影した時のカットです。空の色が赤っぽくてちょっと不自然。


    RGBの赤を抑制して青を強調してやると夜明け前の青い空になります。RAW画像ならばもっと簡単。富士山頂が月の残照で光っています。


 いかがでしょうか? 星見隊の皆さんが撮られている画像は決して私の撮ったものに劣っているわけではありません。画像の調整法を少し勉強すれば、凄い写真が撮れていることにきっと気付くことと思います。撮影法についてはほぼマスターしていると思いますので、次に集合した時にはパソコン上での画像調整についてお話したいと思います。自信を持って撮影してください。頑張れ!星見隊!!

コメント (4)
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