予定ではこっちでは無かったのだが・・・9時に女神茶屋駐車場に到着すると予想通り駐車場は満車を越えてあふれ出している。蓼科山はあきらめてピラタスのロープウェイを使って北横岳にでも・・・。しかし、こちらのロープウェイも少しばかり渋滞して行列が出来ていたが、1本見送っただけて次の便に乗車できた。ロープウェイ山頂駅で軽アイゼンを装着すると時間はもう11時近くになってしまった。北横岳までならば楽勝で行ける時間ではあるが、何度か登っているので、反対側の縞枯山方面の地図を見ると、五辻という分岐を経て縞枯山周回が出来ることを知る。隣の茶臼山にも立ち寄れそうだ。スノーシューのトレースがしっかり着いているので、若干の踏み抜きは覚悟の上でまずは五辻に向かう。(樹氷が素晴らしく、今回は写真がいっぱいです。)
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ロープウェイ山頂駅付近から見上げる縞枯山。すぐそこに見える。
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樹氷が素晴らしい。青空では無いのが残念だが、これでも天候は朝より回復している。
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ご機嫌な樹氷。写真撮りまくり。
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スノーシューハイクコースには赤フラッグが付いている。あまり踏み跡が無く、アイゼンで歩くのは大変そうだ。
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北横岳を振り返る。
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向こうに見えるのは美ヶ原方面か?
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間もなく展望台に到着。中央アルプスが見える。
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雪原の向こうに南アルプス。
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五辻の手前で茶臼山が見え始めた。
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50分ほどで五辻到着。ここまではトレースがしっかりあった。
五辻まではトレースがしっかりあり、その先の麦草峠方面に続いていた。しかし、茶臼山方面に向かう新しいトレースは無く、なんとなく踏み跡の痕跡が残っているだけだ。むしろ、このほうが雪を踏むトレーニングには面白そうだ。膝下まで雪を踏みながら進んで樹林帯の中に入ると、その先にはしっかりと窪んだトレースがあった。今日は誰も歩いていないようだが、前日の踏み跡がはっきりとある。あとはひたすら登るだけ。途中から青空が見え始め、真っ白な樹氷が鮮やかだ。
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五辻の分岐の先は新しい踏み跡無し。頑張って歩きましょう。
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樹林帯の中は本日のトレースこそ無いものの、しっかりと窪んだ踏み跡があった。
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樹氷を見上げる。
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青空が広がり始めた。白と青のコントラストが鮮やか。
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真っ白な雪と樹氷、そして鮮やかな空の青。雲がすぐ頭の上を飛んで行く。
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峠までもう少し。茶臼山が見え始めた。
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立ち枯れの木々と茶臼山
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峠に到着。
12時40分、峠に到着。ここでは10数人の人たちが休憩していた。あまり休憩スペースが無かったのでそのまま茶臼山に向かって進むが、その先は深い雪に阻まれ、さらに吹きさらしの風でトレースが全く見つからない。それらしきところを歩くのだが、膝あたりまでズッポリと雪にはまって全く進めない。この日はまだ茶臼山には誰も登っていないようだ。目の前に山が見えるのだが、この調子ではとてもたどり着けなそうだ。どうするか、考えていると、大きなザックを背負ってワカンを付けた若者2人組が後ろからやって来た。この2人が強力な山男で、先導してトレースを作ってくれて、私はその2人の後を追いかけて茶臼山に登り着くことが出来た。1人だったら引き返していただろう。
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茶臼山はすぐそこ。しかし、雪が深くて登れない。
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先導してくれた若武者2人とその後ろにスノーシューの2人組。この人たちのおかげで茶臼山に登ることができた。
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樹氷の森に陽が指し込む。
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茶臼山山頂。ここは樹林の中で展望無し。展望台までわずかだが、そちらも本日のトレース無し。
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若干樹林の中を右往左往して到着した茶臼山展望台。感動的な景色が広がる。
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展望台の岩
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岩の上から見る南八ヶ岳。天気が回復して山々が見えるようになってきた。
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北横岳、蓼科山と美ヶ原
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樹氷の木々と八ヶ岳
風が強かったが、岩陰に隠れてここで昼食をとる。その後、続々と登山者たちがやって来た。ここで会った人たちは本日は麦草ヒュッテ宿泊の人たちばかりだった。その中の1人が、本日のロープウェイ最終時間は4時だと教えてくれた。時間は1時40分、2時頃までゆっくりしていようと思ったのだがそうも行かないようだ。縞枯れ山を越えて行くとなると、雪の状態によっては2時間くらいかかるかもしれない。三脚と荷物を片付けてさっさと下山することにした。
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縞枯山中腹から振り返る茶臼山と八ヶ岳
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樹氷がとにかく凄い。急いで歩くのはもったいないが、あまりゆっくりもしていられない。
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立ち枯れの木々に付着した樹氷が面白く、シャッター押しまくり。
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縞枯山山頂付近。向こうに見える岩山は三つ岳だろう。
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縞枯れ現象で立ち枯れの木々が立ち並ぶ縞枯山はあまり見慣れない絶景の景色だった。この先は急下り。
スノーシューで踏み固められたトレースのおかげで難無く縞枯山に登り着くことができた。時間は2時40分、ここから先は想定外の急下りで、先行していたスノーシューの2人組はスリップして大変そうだった。軽アイゼンの私は下りには強い。駆け下りるように斜面を下り、あっという間に縞枯山荘に到着した。
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縞枯山中腹から見る北横岳と縞枯山荘
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楽しませてくれた縞枯山を振り返る。
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縞枯山荘
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思ったよりも早く、午後3時5分にロープウェイ山頂駅に到着。
思ったよりも早くロープウェイ駅に到着し、3時20分発のロープウェイに乗ることができた。
登り始めはなんとなく消化試合のような気分で出発したのだが、たっぷりの雪と素晴らしい樹氷の景色、回復した天候、あまり見慣れない立ち枯れの木々に着いた樹氷と、北八ヶ岳の素晴らしさを存分に楽しむことができた素晴らしい山行になった。満足!だが、この程度の運動量では腹はへこまない。
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ロープウェイ山頂駅付近から見上げる縞枯山。すぐそこに見える。
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樹氷が素晴らしい。青空では無いのが残念だが、これでも天候は朝より回復している。
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ご機嫌な樹氷。写真撮りまくり。
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スノーシューハイクコースには赤フラッグが付いている。あまり踏み跡が無く、アイゼンで歩くのは大変そうだ。
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北横岳を振り返る。
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向こうに見えるのは美ヶ原方面か?
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間もなく展望台に到着。中央アルプスが見える。
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雪原の向こうに南アルプス。
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五辻の手前で茶臼山が見え始めた。
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50分ほどで五辻到着。ここまではトレースがしっかりあった。
五辻まではトレースがしっかりあり、その先の麦草峠方面に続いていた。しかし、茶臼山方面に向かう新しいトレースは無く、なんとなく踏み跡の痕跡が残っているだけだ。むしろ、このほうが雪を踏むトレーニングには面白そうだ。膝下まで雪を踏みながら進んで樹林帯の中に入ると、その先にはしっかりと窪んだトレースがあった。今日は誰も歩いていないようだが、前日の踏み跡がはっきりとある。あとはひたすら登るだけ。途中から青空が見え始め、真っ白な樹氷が鮮やかだ。
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五辻の分岐の先は新しい踏み跡無し。頑張って歩きましょう。
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樹林帯の中は本日のトレースこそ無いものの、しっかりと窪んだ踏み跡があった。
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樹氷を見上げる。
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青空が広がり始めた。白と青のコントラストが鮮やか。
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真っ白な雪と樹氷、そして鮮やかな空の青。雲がすぐ頭の上を飛んで行く。
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峠までもう少し。茶臼山が見え始めた。
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立ち枯れの木々と茶臼山
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峠に到着。
12時40分、峠に到着。ここでは10数人の人たちが休憩していた。あまり休憩スペースが無かったのでそのまま茶臼山に向かって進むが、その先は深い雪に阻まれ、さらに吹きさらしの風でトレースが全く見つからない。それらしきところを歩くのだが、膝あたりまでズッポリと雪にはまって全く進めない。この日はまだ茶臼山には誰も登っていないようだ。目の前に山が見えるのだが、この調子ではとてもたどり着けなそうだ。どうするか、考えていると、大きなザックを背負ってワカンを付けた若者2人組が後ろからやって来た。この2人が強力な山男で、先導してトレースを作ってくれて、私はその2人の後を追いかけて茶臼山に登り着くことが出来た。1人だったら引き返していただろう。
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茶臼山はすぐそこ。しかし、雪が深くて登れない。
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先導してくれた若武者2人とその後ろにスノーシューの2人組。この人たちのおかげで茶臼山に登ることができた。
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樹氷の森に陽が指し込む。
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茶臼山山頂。ここは樹林の中で展望無し。展望台までわずかだが、そちらも本日のトレース無し。
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若干樹林の中を右往左往して到着した茶臼山展望台。感動的な景色が広がる。
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展望台の岩
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岩の上から見る南八ヶ岳。天気が回復して山々が見えるようになってきた。
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北横岳、蓼科山と美ヶ原
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樹氷の木々と八ヶ岳
風が強かったが、岩陰に隠れてここで昼食をとる。その後、続々と登山者たちがやって来た。ここで会った人たちは本日は麦草ヒュッテ宿泊の人たちばかりだった。その中の1人が、本日のロープウェイ最終時間は4時だと教えてくれた。時間は1時40分、2時頃までゆっくりしていようと思ったのだがそうも行かないようだ。縞枯れ山を越えて行くとなると、雪の状態によっては2時間くらいかかるかもしれない。三脚と荷物を片付けてさっさと下山することにした。
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縞枯山中腹から振り返る茶臼山と八ヶ岳
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樹氷がとにかく凄い。急いで歩くのはもったいないが、あまりゆっくりもしていられない。
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立ち枯れの木々に付着した樹氷が面白く、シャッター押しまくり。
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縞枯山山頂付近。向こうに見える岩山は三つ岳だろう。
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縞枯れ現象で立ち枯れの木々が立ち並ぶ縞枯山はあまり見慣れない絶景の景色だった。この先は急下り。
スノーシューで踏み固められたトレースのおかげで難無く縞枯山に登り着くことができた。時間は2時40分、ここから先は想定外の急下りで、先行していたスノーシューの2人組はスリップして大変そうだった。軽アイゼンの私は下りには強い。駆け下りるように斜面を下り、あっという間に縞枯山荘に到着した。
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縞枯山中腹から見る北横岳と縞枯山荘
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楽しませてくれた縞枯山を振り返る。
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縞枯山荘
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思ったよりも早く、午後3時5分にロープウェイ山頂駅に到着。
思ったよりも早くロープウェイ駅に到着し、3時20分発のロープウェイに乗ることができた。
登り始めはなんとなく消化試合のような気分で出発したのだが、たっぷりの雪と素晴らしい樹氷の景色、回復した天候、あまり見慣れない立ち枯れの木々に着いた樹氷と、北八ヶ岳の素晴らしさを存分に楽しむことができた素晴らしい山行になった。満足!だが、この程度の運動量では腹はへこまない。