山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

剣ヶ峰ダイヤモンド富士 朝霧高原へ  平成29年2月16日

2017年02月16日 | 番外編
 前日の無謀な未明からの登山で疲れ果て、8時半にはもう寝てしまった。そして目を覚ませば早朝5時。富士山ライブカメラをチェックすると、若干雲がかかっているもののすっきりした富士山が月光に照らされて見えている。改良したコ・ボーグ36EDの絞りも、そしてデジボーグ67FLの新たに作った交換式絞りも昨日は雪煙が出てしまって効果が試せていない。折角目が覚めたことだし、疲れもあまり残っていないし、朝霧高原まで出かけてみることにした。

 本日の剣ヶ峰ダイヤモンド富士の場所は朝霧高原道の駅付近だ。珍しくカメラマンは誰も居ない。あるいは道の駅に併設してある公園あたりに居たのかも知れない。登録してあったGPSの座標点ほぼぴったりのところで2台のカメラを構える。


    デジボーグ67FLにエクステンダー装着し600㎜望遠で狙う。絞りを改良して交換可能なものにして、レンズやや後ろ側に装着した。


    シャッタースピード 1/3200秒、Iso100でこの程度。以前の絞りとあまり変わらない明るさだ。


    光が現われた。位置はバッチリ、と思ったが、雪煙に邪魔されてまたしても輝きはいまいち。


    うまく八角形には光芒が出てくれているようだ。


    しかし、若干立ち位置が左だったようで、太陽のピークは剣ヶ峰に立つ塔よりも若干左に寄ってしまった。右手のデコボコで光が多数に割れている。


    あと少しで納得の行くティアラが撮れそうに思うのだが、位置だけでなく天候の条件も難しく、なかなかその一歩が進めない。


    こちらがコ・ボーグ36ED。フラットナー搭載し、220㎜レンズ。六角形だったものを八角形の光芒が出るように改造し直した。


    シャッタースピード 1/4000秒、Iso100でこのくらい明るく写るので、もう少し絞りを強くして良さそうだ。

  
    八角形の光芒はきちんと出ているように見える。


    しかし、やはり雪煙に邪魔されて光り方はいまいちだ。

 絞りの改造はこれで良さそうで、同じような方法で月光ダイヤモンド富士も絞りを交換する方法で撮影が出来るようになるのではないかと思っている。ティアラは何度やってもうまく行かないがそのうちヒットするのではないかと思っている。4月下旬にアマチュア(といってもプロのような方だが)をお呼びして職場での音楽界&上映会を計画して準備を進めている。それに向けて、納得の行くティアラを撮影して、画像をつなぎ合わせて動画で上映できればと考えている。12月から1月にかけて再三撮影に出かけた高下や竜ヶ岳の割れるダイヤモンド富士も同様である。うまく編集できるかどうか、3月に入ってから編集に取りかかる。当面は朝霧高原通いが続くだろう。
コメント (2)
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