山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ほころび始めたミスミソウ  平成29年2月25日

2017年02月25日 | 花・花・花
 中之倉展望台から本栖湖湖畔の駐車場に下山すると、みちほさんご夫妻が待機していた。本日の天の川撮影にお誘いしたのだが天候が悪くて富士山が見えず、駐車場界隈から撮影していたそうだ。これからるたんさんと合流してミスミソウを見に行くとのことで同行させていただいた。山梨県で知られているミスミソウの自生地は2カ所あり、今回訪れたのは甲斐岩間駅の近傍にある山である。若干早いだろうと思っていたのだが、開花している株も多数あった。


    もう咲いていました。ミスミソウ。


    盛期ではないので、ちらほら咲いているといったところ。


    白い清楚な花。


    12弁の花しか見つからず。


    まだ大部分が蕾。

 他の斜面も少し探してみたが、咲いているのはこの斜面だけで、他のところは葉っぱも見つけられず、少し湿った斜面を好むように見受けられる。見ごろは1~2週間後だと思う。
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薄明に昇る天の川を撮影に行くが・・・ 中之倉展望台  平成29年2月25日

2017年02月25日 | 番外編
 当初の予定ではこちらではなくて、富士見山の富士山展望台から見る月齢28の月を見に行く予定だった。前日富士川道の駅で車中泊し、予定通り深夜12時半に起床して未明1時半から登り始める予定だったが、空模様がきわめて悪く、星が見えないうえに山にも雲がかかってしまっている。これでは期待薄、標高差1,000m近くある夜行登山をしても見えない可能性が高い。登山のリスクを考えると止めておいたほうが良さそうだと判断し、場所を本栖湖のほとりから登る中之倉展望台に変更した。この場所でも薄明の頃に富士山の左裾から昇って来る月が見られるはずだ。

 未明3時に本栖湖のほとりに到着し、3時半に展望台に到着した。頭上から北側にかけては星がきらきらと輝いて見えているが、残念ながら肝心の富士山には大きな暗い雲がかかってしまっている。天の川と富士山の位置がいちばん良くなるのは未明5時前後、まだ時間はある。2台のカメラをセットして撮影しながらモニターで富士山の様子を確認しながら時を待つ。


    未明3時45分の富士山。暗い雲に隠されており、右側にはさそり座が頭を持ち上げている。


    同じ頃の本栖湖。
    

    4時50分ごろ、天の川が立ち昇って来たが、富士山は姿を現さず。  


    5時10分ごろ、天の川が空を斜めに横切り、富士山が見えていれば絶妙な角度の時間。薄明の青い空も少し始まっている。


    もう1台のカメラで広角レンズで捉えた天の川。偶然流星が写り込んでくれた。富士山が見えていれば絶妙のショットだったが、残念。


    薄明が進み、天の川もだいぶ立ち上がって来た。もう少しで富士山が見えそうだが・・・。


    もはや天の川の輝きは写らないほどに明るくなってしまった。月が昇って来ているはずだが、見えず。


    ようやく富士山の山頂が姿を現したのはもう天の川が消えて星の輝きも消えそうな頃だった。


    同上。


    日の出の頃には富士山が見えるかと期待したが、その後は再び雲に巻かれてしまった。

 富士山がわずかに姿を現した頃にはもう天の川の輝きは消えてしまった頃だった。タイムラプス撮影してつなぎ合わせて動画にするつもりだったが、残念ながら失敗に終わる。細い月と天の川が撮影できる好条件の時期は2月と3月の明け方がベストで、それ以外の季節だと月と天の川の位置関係が悪かったり、月が明る過ぎたりしてうまく撮影出来ない。3月下旬に再チャンスがありもう一度チャレンジしてみたい。天候に恵まれることを期待する。
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