山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

甲斐駒ケ岳黒戸尾根の花たち  平成29年10月9日

2017年10月11日 | 花・花・花
 この季節になるともう咲いている花は少ない。見頃を迎えていたのはジンジソウくらいだった。来年は満開の花を求めて何度か訪れることになりそうなので、その下見の意味を含めて掲載しておく。


    見頃を迎えていたジンジソウ。結構な数があり、登山道沿いの斜面を彩っていた。


    風に揺れるジンジソウ


    登山道脇に咲いたジンジソウ


    楽しみにしていたのがこの花だが、残念、少し遅かった。


    フクオウソウ。葉はたくさんあるが花を咲かせているものは少ない。


    地味に美しい花を咲かせる。


    オクモミジハグマももうすぐ終わり。


    ジンバイソウは結実して枯れる寸前。葉は枯れて大部分消失していた。


    面白いのがこちら。今年の葉は枯れて黄色くなっているがその脇に新しい葉が出ている。


    イチヨウランの葉。しかもここはウズラ葉だ。新しい葉が出てそのまま越冬するらしい。確かホテイランも同じように新葉で越冬するはず。


    結実したコイチヨウラン


    こちらも結実したキソチドリ。このくらいしっかりと実になっていれば種が飛ぶはずだ。


    心配していたのがこちら。数が少なくて結実してくれるのかどうか?深山のフタバラン。


    すべての株ではないが、大きなものはどうやら無事に実を結んでいるようだ。


    オサバグサの葉はこの季節でも青々としている。この場所では見頃の頃に訪れていないので、来年は訪れてみたい。

 そのほかに今年は良い時期に訪れたものの風に揺れて撮影がままならなかったクモイコザクラ、まだ花を確認していないヒゴタイの仲間、ミヤマダイモンジソウ、ユキワリソウなど、この尾根ではまだ撮影出来ていない花がたくさんある。おそらく他にもまだ見ぬ花が眠っているだろう。来年は時間と体力の許す限り、この尾根を攻めてみたいと思う。

コメント
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