10月3日から撮影場所をカシミール3Dで計算して狙っていたパール富士だが、10月3日は富士山は出たものの肝心の朝霧高原撮影地に向かうと霧に巻かれて何も見えず、1カットも撮らずに不発に終わった。4日は中秋の名月で、ふもとっぱらの池に映るダブルパール富士が撮影できる絶好の日だったが、想定外の曇り空で富士山山頂はとうとう姿を現さなかった。そして5日のこの日、午後から富士山ライブカメラとウェザーニュースの雲画像を見ながら出かけるかどうか迷っていた。ライブカメラではどの角度から見ても富士山は雲の中だ。しかし、空を見ると西の空が晴れて青空が広がり、南アルプスがくっきりと見えてきている。これならばチャンスがあるのではないだろうか?午後3時過ぎ、甲府を出発して猪之頭林道に向かう。
途中の精進湖に抜け出ると、裾野を雲に巻かれた富士山がドンと姿を現していた。裏側に雲が出ているものの、明らかに天候が回復してきている。これならば行けるのではないか・・・心が高まる。猪之頭林道の最上部に4時45分到着する。先客が居るだろうと思っていたのだが誰もおらず、富士山のいちばん良く見える場所を確保して三脚を立てる。その後も誰も来ることなく、独占して撮影に没頭することになった。夕陽に照らされた富士山が大きくたたずんで見える。

雲海に浮かんだ夕富士。裏側に雲が出ているが天候回復しつつありこれはいただきだろうと思ったが・・・。

午後5時40分、日没後の富士山。空にはうろこ雲が広がったがほとんど焼けず。パール富士まであと25分くらい。

こちらが600㎜望遠レンズ画像。この場所からだと剣ヶ峰の真上に月が昇り、建物の上に月が乗るような画像になるはずだ。

時刻は6時を回った。富士山の裾野が薄オレンジ色に染まっている。そろそろ月の出る時間だが?

待てど暮らせど月は見えず。どうやら空一面のうろこ雲に阻まれて見えないらしい。

しかし、撮影した画像をモニターで見てみると、空一面にうろこ雲が広がり、面白い画像になっていた。

月光うろこ雲広がる夕富士。もう月が昇っている時間。うろこ雲を透かして雲が輝いているのだろう。

雲を透かして月が見えるだろうと予想していたのだが、思ったよりもこのうろこ雲は厚そうだ。

6時半になると黒い雲が迫り、うろこ雲は見えなくなってきた。

トンネルパール富士は失敗。パクリですが。
パール富士は失敗に終わったが思いもよらぬ富士山上に広がった夕暮れのうろこ雲を見ることが出来た。十分に満足して撤退である。

別の場所から、駿河湾の明かりと富士山

精進湖に立ち寄ると、雲間から一瞬だけ月が姿を現した。
この時期の十五夜以降の月は昇って来る時間帯が遅く、パール富士の撮影には向かなくなる。しかも天候が悪い。11月以降の富士山に雪が積もった頃に期待である。
途中の精進湖に抜け出ると、裾野を雲に巻かれた富士山がドンと姿を現していた。裏側に雲が出ているものの、明らかに天候が回復してきている。これならば行けるのではないか・・・心が高まる。猪之頭林道の最上部に4時45分到着する。先客が居るだろうと思っていたのだが誰もおらず、富士山のいちばん良く見える場所を確保して三脚を立てる。その後も誰も来ることなく、独占して撮影に没頭することになった。夕陽に照らされた富士山が大きくたたずんで見える。

雲海に浮かんだ夕富士。裏側に雲が出ているが天候回復しつつありこれはいただきだろうと思ったが・・・。

午後5時40分、日没後の富士山。空にはうろこ雲が広がったがほとんど焼けず。パール富士まであと25分くらい。

こちらが600㎜望遠レンズ画像。この場所からだと剣ヶ峰の真上に月が昇り、建物の上に月が乗るような画像になるはずだ。

時刻は6時を回った。富士山の裾野が薄オレンジ色に染まっている。そろそろ月の出る時間だが?

待てど暮らせど月は見えず。どうやら空一面のうろこ雲に阻まれて見えないらしい。

しかし、撮影した画像をモニターで見てみると、空一面にうろこ雲が広がり、面白い画像になっていた。

月光うろこ雲広がる夕富士。もう月が昇っている時間。うろこ雲を透かして雲が輝いているのだろう。

雲を透かして月が見えるだろうと予想していたのだが、思ったよりもこのうろこ雲は厚そうだ。

6時半になると黒い雲が迫り、うろこ雲は見えなくなってきた。

トンネルパール富士は失敗。パクリですが。
パール富士は失敗に終わったが思いもよらぬ富士山上に広がった夕暮れのうろこ雲を見ることが出来た。十分に満足して撤退である。

別の場所から、駿河湾の明かりと富士山

精進湖に立ち寄ると、雲間から一瞬だけ月が姿を現した。
この時期の十五夜以降の月は昇って来る時間帯が遅く、パール富士の撮影には向かなくなる。しかも天候が悪い。11月以降の富士山に雪が積もった頃に期待である。