一昨年の秋に櫛形山に咲く固有の草を保護柵で囲ってもらったのは良いが、囲ったからといって必ずしも良いとは限らないようである。保護するはずの肝心の草では無くてバイケイソウやシダ類などのその他の草が増殖して日当たりが悪くなり、栄養分もだいぶ取られてしまっているようで昨年の株はひとまわり小さくなってしまっていた。今年はどうなっているのか、かなり心配になっていたので見に行ってみた。

ミツバツチグリがたくさん咲いていた。シロバナノヘビイチゴも満開。

今回見たかった花のひとつ、ホソバノアマナ。まだ少し早いようで数が少ない。

ヒメムヨウランがたくさん咲いていた。

スポットライトを浴びるヒメムヨウラン

セリバオウレン。2回3出複葉だと思うが3回3出か?

葉はたくさん見かけるが種が見つからない。食害を受けているかも知れない。

ホソバテンナンショウ

ユモトマムシグサ

こんなところにヒョウタンボク(たぶんスルガヒョウタンボク)。花芽は無かった。
さて、肝心な草はどうなっているだろうか?保護柵の中を覗き込んでみると・・・昨年よりもさらにバイケイソウやシダが増殖している。そして草は・・・株数が減って葉の大きさもさらに小さくなっている。

保護柵の中。バイケイソウとシダがはびこっている。保護している肝心の草は埋もれてしまっている。

株数が減って大きさも小さい。2年前はシダに覆いかぶさるくらいの大きな葉を出していたが、今では完全に負けてしまっている。

別角度から見る。小さな株が2つ確認できるがあまり元気が無い。

花はもうそろそろ終わりで一部は結実している。

こちらは結実。
確か昨年は12株くらい葉が出ていたはずだが、今年はカウントすると8株しか見当たらない。周辺の草に生育を邪魔されているので、メインテナンスのための草刈りが必要だろうと思う。柵で囲われる前は踏みつけられないように周辺に木の枝で囲いがしてあったが、それがあったために余計な草がはびこって来なかった可能性もある。おそらくは、手入れをせずにこのままの状態で放置しておくと数年で消滅する可能性が高い。しかし、保護柵に囲われているので手が出せない。山岳連盟(あるいは環境省)を通して対処をお願いしたいと思っている。

ミツバツチグリがたくさん咲いていた。シロバナノヘビイチゴも満開。

今回見たかった花のひとつ、ホソバノアマナ。まだ少し早いようで数が少ない。

ヒメムヨウランがたくさん咲いていた。

スポットライトを浴びるヒメムヨウラン

セリバオウレン。2回3出複葉だと思うが3回3出か?

葉はたくさん見かけるが種が見つからない。食害を受けているかも知れない。

ホソバテンナンショウ

ユモトマムシグサ

こんなところにヒョウタンボク(たぶんスルガヒョウタンボク)。花芽は無かった。
さて、肝心な草はどうなっているだろうか?保護柵の中を覗き込んでみると・・・昨年よりもさらにバイケイソウやシダが増殖している。そして草は・・・株数が減って葉の大きさもさらに小さくなっている。

保護柵の中。バイケイソウとシダがはびこっている。保護している肝心の草は埋もれてしまっている。

株数が減って大きさも小さい。2年前はシダに覆いかぶさるくらいの大きな葉を出していたが、今では完全に負けてしまっている。

別角度から見る。小さな株が2つ確認できるがあまり元気が無い。

花はもうそろそろ終わりで一部は結実している。

こちらは結実。
確か昨年は12株くらい葉が出ていたはずだが、今年はカウントすると8株しか見当たらない。周辺の草に生育を邪魔されているので、メインテナンスのための草刈りが必要だろうと思う。柵で囲われる前は踏みつけられないように周辺に木の枝で囲いがしてあったが、それがあったために余計な草がはびこって来なかった可能性もある。おそらくは、手入れをせずにこのままの状態で放置しておくと数年で消滅する可能性が高い。しかし、保護柵に囲われているので手が出せない。山岳連盟(あるいは環境省)を通して対処をお願いしたいと思っている。