今年見たい花の中にコクランというラン科の植物を上げていた。南方系のランなので山梨県では南部町を中心とする県南部に生育しているはずである。山梨県絶滅危惧種ⅠA類からⅠB類に変更となり群生している場所も確認されているらしい。生育場所の情報も生育している環境の情報も全く持ち合わせていなかったのだが、昨年の秋ごろから県南部の着生ランを中心に調査を行っていた花仲間からコクランがあったという情報をいただいた。さらにはまず見つからないだろうと思っていた着生ランまで探してきたという。電話で場所を尋ねたところ、もうすぐ下山するので午後から案内してくれるとのことだ。頼もしい仲間のおかげで労せずに今年のテーマの植物に出会うことが出来る。中部横断道路が六郷町まで延びてくれたおかげで県南部への遠征もだいぶし易くなった。
案内していただいた竹藪の中。コクランの葉。
足元に注意しないと踏んでしまいそうなくらいにたくさんのコクランに出会うことが出来た。
こちらはまだ山梨県レッドデータブックに登録されていない花。
種の散った後。おそらく秋に咲くヤツシロランだろう。
さらに着生ランの生育する場所を何ヶ所か案内していただいた。よほど山の中か川沿いの難しい場所では無いかと想像していたのだが、以外にも周辺には民家がある場所だった。
ムギラン。木の幹に深い溝があり、おそらくは榧(カヤ)の木と思われる。
同じ木の別の場所。
別の場所。同じく榧の木と思われる。
比較的近い場所で観察が出来た。
ズーム。
さらにトリーミング。バルブ(偽球茎)の他に種が散った後の殻のようなものが見える。小さくてなかなか観察しにくい花なので花期にまた見に来てみたい。
そしてさらに、見つけるのは至難の業だろうと思っていた着生ランを案内していただいた。話を聞いた当初は移植したものではないかと疑っていたのだが生育している状況から見て天然のものと思われる。
柿の木に着生していたラン。一見するとノキシノブと見間違えてしまうこの着生ランをよくぞ見つけたものである。
同じく柿の木に着生していたラン。
こちらは枝垂桜に着生していた同じ着生ラン。
ズーム
別の場所でこちらも枝垂桜に着生していたもの。花柄がまだ残っている。肉厚の三角形のやや尖った葉先の形から見て、フ・ウ・ラ・ンと見て間違いないだろう。
花仲間2人で廻り歩いてこれらの植物を探し出してきたそうだ。よくぞこの短期間でこれだけの場所を廻り稀少な植物を探し出してきたものである。目の良さだけでなく特殊な勘、というか感覚の持ち主なのではないかと思う。花の咲く時期が待ち遠しい。
案内していただいた竹藪の中。コクランの葉。
足元に注意しないと踏んでしまいそうなくらいにたくさんのコクランに出会うことが出来た。
こちらはまだ山梨県レッドデータブックに登録されていない花。
種の散った後。おそらく秋に咲くヤツシロランだろう。
さらに着生ランの生育する場所を何ヶ所か案内していただいた。よほど山の中か川沿いの難しい場所では無いかと想像していたのだが、以外にも周辺には民家がある場所だった。
ムギラン。木の幹に深い溝があり、おそらくは榧(カヤ)の木と思われる。
同じ木の別の場所。
別の場所。同じく榧の木と思われる。
比較的近い場所で観察が出来た。
ズーム。
さらにトリーミング。バルブ(偽球茎)の他に種が散った後の殻のようなものが見える。小さくてなかなか観察しにくい花なので花期にまた見に来てみたい。
そしてさらに、見つけるのは至難の業だろうと思っていた着生ランを案内していただいた。話を聞いた当初は移植したものではないかと疑っていたのだが生育している状況から見て天然のものと思われる。
柿の木に着生していたラン。一見するとノキシノブと見間違えてしまうこの着生ランをよくぞ見つけたものである。
同じく柿の木に着生していたラン。
こちらは枝垂桜に着生していた同じ着生ラン。
ズーム
別の場所でこちらも枝垂桜に着生していたもの。花柄がまだ残っている。肉厚の三角形のやや尖った葉先の形から見て、フ・ウ・ラ・ンと見て間違いないだろう。
花仲間2人で廻り歩いてこれらの植物を探し出してきたそうだ。よくぞこの短期間でこれだけの場所を廻り稀少な植物を探し出してきたものである。目の良さだけでなく特殊な勘、というか感覚の持ち主なのではないかと思う。花の咲く時期が待ち遠しい。