前日は竜ヶ岳林道から狙った月齢27の細月と富士山だったが現地にたどり着く前に月が昇ってしまい撮影に失敗してしまった。しかし、今回狙っていた本命の細月はこの日の月齢28.1の細月である。竜ヶ岳でも富士山山頂にこの月が昇って来るのだが日の出10数分前では夜明けの明かりに負けてしまいまず見えないであろう。距離を離して富士川町林道のさらに上にある伐採地まで行ってこの月を狙う。心配していたのは林道の雪で、もし車が入れなければその時点で諦めるしか無い。しかしこの林道は冬季でも作業が行われているようで除雪されていた。月が富士山山頂に現れるのは6時、3時半に起床して4時に出発するがこれでも時間的にはギリギリである。

富士川町林道から見る金星と木星輝く星空。うっすらとだが天の川が見える。あまり時間的余裕はないがこの星空を見たら撮らずにはいられない。

現地に到着した頃には空が明るみ始めていた。天の川はもう写らない。
5時40分に現地到着し、急いでカメラをセットする。広角レンズを装着した1台は簡単にセットできるので、もしものことを考えてセットしてすぐにインターバル撮影を開始する。次にセットする570㎜望遠レンズは暗い中で焦点を合わせるのが難しいだけでなくブレを防ぐために2本の三脚で固定するためにかなりの時間がかかる。ようやくセット出来た直後に月が姿を現した。もう1台200㎜望遠を使う予定だったが間に合わず、2台でこの月を追いかける。肉眼でもこの細月ははっきりと見えるが570㎜望遠レンズでファインダー越しに見るこの月は神秘的な輝きを放っていた。

月が昇ってきたがこの露出ではあまり見えない。

露出を変えて撮影すると写ってはくれるがあまり迫力は無い。この細月は広角レンズで狙うのには向かない。

570㎜望遠レンズで捉えた細月。

白山岳に昇った月齢28.1の月。この細月を楽しむならば望遠鏡が必要である。

かろうじて地球照の月になった。

神秘的な輝きを放つ細月。

今度はきっちりと撮影に成功。

富士山から離れて行く月

同上

夜明けの明かりに消えて行く。
日の出まであと30分ほどである。眠気と空腹に耐えながら日の出を待つことにする。

富士山の裾野からオレンジ色の朝日が昇る。

同上

ダイヤばかり狙ってきたがこんな日の出も悪く無い。

折角持って来たので3台目のカメラに広角レンズ装着して日の出を撮る。
月齢28を超える細月は富士山の上に出すことはなかなか難しい。先月は月齢28.8という極細の月を同じ場所から狙ったが、肉眼で見えなくても写るということがわかっている。竜ヶ岳から毛無山の山塊では富士山との距離が近くおそらく撮るのは難しいであろう。今回は天候に恵まれ風も吹かなかったので幸運にも撮ることが出来た。感謝である。

富士川町林道から見る金星と木星輝く星空。うっすらとだが天の川が見える。あまり時間的余裕はないがこの星空を見たら撮らずにはいられない。

現地に到着した頃には空が明るみ始めていた。天の川はもう写らない。
5時40分に現地到着し、急いでカメラをセットする。広角レンズを装着した1台は簡単にセットできるので、もしものことを考えてセットしてすぐにインターバル撮影を開始する。次にセットする570㎜望遠レンズは暗い中で焦点を合わせるのが難しいだけでなくブレを防ぐために2本の三脚で固定するためにかなりの時間がかかる。ようやくセット出来た直後に月が姿を現した。もう1台200㎜望遠を使う予定だったが間に合わず、2台でこの月を追いかける。肉眼でもこの細月ははっきりと見えるが570㎜望遠レンズでファインダー越しに見るこの月は神秘的な輝きを放っていた。

月が昇ってきたがこの露出ではあまり見えない。

露出を変えて撮影すると写ってはくれるがあまり迫力は無い。この細月は広角レンズで狙うのには向かない。

570㎜望遠レンズで捉えた細月。

白山岳に昇った月齢28.1の月。この細月を楽しむならば望遠鏡が必要である。

かろうじて地球照の月になった。

神秘的な輝きを放つ細月。

今度はきっちりと撮影に成功。

富士山から離れて行く月

同上

夜明けの明かりに消えて行く。
日の出まであと30分ほどである。眠気と空腹に耐えながら日の出を待つことにする。

富士山の裾野からオレンジ色の朝日が昇る。

同上

ダイヤばかり狙ってきたがこんな日の出も悪く無い。

折角持って来たので3台目のカメラに広角レンズ装着して日の出を撮る。
月齢28を超える細月は富士山の上に出すことはなかなか難しい。先月は月齢28.8という極細の月を同じ場所から狙ったが、肉眼で見えなくても写るということがわかっている。竜ヶ岳から毛無山の山塊では富士山との距離が近くおそらく撮るのは難しいであろう。今回は天候に恵まれ風も吹かなかったので幸運にも撮ることが出来た。感謝である。