高山帯の礫地に生育する多年草である。茎は直立し、高さ10 ~ 30㎝。円錐花序で小穂は密につく。小花は 2 ~ 3個。護穎の先は 2 裂し、その間から4 ~ 6㎜の芒が出て、外側に曲がる。近縁種のリシリカニツリより全体に毛は少ないか無毛に近く、花序も太く、小穂もやや大きい。北岳周辺に特産する。
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN)
キタダケカニツリ 令和3年8月 北岳で撮影
枯れかけているが、茎に毛が無い。
別株。
まだ茎が青い。毛が生えていない。
リシリカニツリに比べて岩の多い隙間を好むようである。
⇒山梨県の絶滅危惧のイネ科植物一覧へ
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN)
キタダケカニツリ 令和3年8月 北岳で撮影
枯れかけているが、茎に毛が無い。
別株。
まだ茎が青い。毛が生えていない。
リシリカニツリに比べて岩の多い隙間を好むようである。
⇒山梨県の絶滅危惧のイネ科植物一覧へ
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~