高山帯の砂礫地に生育する多年草である。葉は長楕円形で浅い鋸歯縁があり、茎を抱き、両面には星状毛がある。花は白く、背丈の割に大きく、花弁の長さ 10 ~ 12㎜。花期は 7 ~ 8 月。近縁のイワハタザオの高山型で花が大きい。山梨県では北岳周辺に生育しているが個体数は少ない。
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠA 類(CR) 2017年環境省カテゴリー:なし
ウメハタザオ 2022年7月 北岳で撮影
大き目の花が咲き、長角果は長めである。
葉は茎を抱き、茎や葉には星状毛がある。
ウメハタザオの花
葉の星状毛や根生葉などまだ観察不十分なところが多い。もう少し良い個体を見つけたいところである。