田の畦や川辺、溝のふちなど水湿に生育する2 年草である。茎や葉は無毛で柔らかく、直立または斜上して、高さは10-100cmになる。葉は対生し、長さ4 ~ 8㎝、幅0.8 ~ 2.5㎝の披針形~長楕円状披針形でやや尖った鋸歯があり、基部は茎を抱く。葉腋から長さ5~ 15㎝の細い総状花序を出し、径 3 ~ 4㎜の小さな花を多数つける。花冠は白色で淡紅紫色の条があり、4 裂して皿状に開く。花期は5-6月。和名カワヂシャ(川萵苣)は、「川べりに生えるチシャ(レタス)」の意味である。帰化種(特定外来種)のオオカワヂシャに取って代わられつつあり、カワヂシャはあまり見られなくなっている。
カワヂシャ 令和3年5月 河口湖で撮影
同上
小さな白い花を多数咲かせる。
カワヂシャの花。白色の花冠に淡紅紫色の筋が入る。
葉には明瞭な鋸歯がある。
こちらはオオカワヂシャ。全体的に大き目。
花冠は淡紫色で濃紫色の脈がある。葉の鋸歯はあまり目立たないか、無い。
⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
カワヂシャ 令和3年5月 河口湖で撮影
同上
小さな白い花を多数咲かせる。
カワヂシャの花。白色の花冠に淡紅紫色の筋が入る。
葉には明瞭な鋸歯がある。
こちらはオオカワヂシャ。全体的に大き目。
花冠は淡紫色で濃紫色の脈がある。葉の鋸歯はあまり目立たないか、無い。
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