山地帯の草地や林縁に生育する多年草である。葉は掌状に 5 中〜深裂し、裂片は先端が尖る。イヨフウロの変種とされており、イヨフウロに比べて、全体に毛が少なく顎片にはほとんど毛がない。花は紅紫色で、花弁に入る濃い赤紫のスジがはっきり入る。花期は 7 ~ 9 月。かつては御坂山系の黒岳や三ツ峠で普通に見かけられたが、鹿の食害で激減している。
2018年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
カイフウロ 平成29年8月 黒岳で撮影
カイフウロの花。紅紫色で濃い赤紫色の筋がはっきりと入る。
平成29年8月 三ツ峠で撮影。
時として花弁の切れ込みが深い個体がある。
平成26年8月 黒岳で撮影
花弁の切れ込みが明瞭なタイプ
⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
カイフウロ 平成29年8月 黒岳で撮影
カイフウロの花。紅紫色で濃い赤紫色の筋がはっきりと入る。
平成29年8月 三ツ峠で撮影。
時として花弁の切れ込みが深い個体がある。
平成26年8月 黒岳で撮影
花弁の切れ込みが明瞭なタイプ
⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~