北海道、および本州中部地方以北の高山帯の砂礫地に生育する多年草である。茎や葉は無毛で、葉は内側に巻いて直系1~2㎜の糸状になる。花序は狭い円錐形で小穂は淡褐色で光沢があり、2個の雄性小花と1個の両性小花から成っている。2個の雄性小花のうち上の1個の外花穎には折れ曲がってねじれた芒がある。山梨県では南アルプスに生育している。
2018年山梨県カテゴリー : 絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし

ミヤマコウボウ 令和2年8月 鳳凰山で撮影

同上

マクロ撮影。曲がった芒が見える。

令和3年6月 北岳で撮影

北岳稜線では比較的個体数が多い。

花序の拡大。
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⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー : 絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:なし

ミヤマコウボウ 令和2年8月 鳳凰山で撮影

同上

マクロ撮影。曲がった芒が見える。

令和3年6月 北岳で撮影

北岳稜線では比較的個体数が多い。

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