この日と翌日は上野原市の不老山山頂から夕方6時ごろに富士山山頂に舞い降りるレナード彗星が見られるはずである。登ったことが無い山なのでルート状況などネットでだいぶ調べていったつもりだったが、樹林の中の細い登山道に結構苦戦する。

公園横の駐車場に止めて案内板に従って歩き出す。

その上の東光寺というお寺のところにも駐車場があり、地元の方にここに止めても良いと教えていただいた。

林道終点近くの案内板に従って登山道に入る。

想定していたよりも急登、道が細く倒木もあって歩きにくい。

やっと山頂が見えてきた。

裸の不老山山頂にやっと到着。

駐車場から標高差は約500mほど、さほど登ったわけでは無いが結構苦労した。2時間弱で到着。

さて、富士山は・・・・・雲がかかっている。

これは望み薄だろう、と思い、さっさと下山しようかとも考えたが・・・。
中腹あたりから雲が増えてきて見上げる空は青空が少ししか見えない。ネット情報だと稜線に抜けると富士山が見える場所があるらしいのだがそんなものはどこにも見えない。どうやら調べてきたルートとは別の道を登って来たようだ。重い簡易赤道儀スカイメモSも担ぎ上げてきたので、だいぶ足が疲れた気がする。
さて、富士山は雲がかかっている。ウェザーニュースの上野原の天気を見ても衛星画像を見てもあまり回復してくれそうには見えない。少し明るいうちにさっさと下山しようか、とも思ったのだが、パンをかじって待っていると雲が晴れ始めた。

奇跡的に日没を過ぎた頃から空が晴れてきた。

あっさりとレナード彗星を捉えることが出来た。

富士山頂に向かって舞い降りるレナード彗星



Iso4000で彗星が流れないようにシャッタースピード2.5秒で撮影するとさすがにノイズが多い。
飛行機が写っていない10数枚の画像を加算処理して合成してみる。

星の部分の加算処理画像

富士山の部分の加算処理画像

この2枚をフォトショップで切り貼りして合成して出来上がったのがこの画像である。

同様に10秒間追尾した画像を加算処理したもの

別に撮影した富士山を貼り付けて合成した画像。
最近の星空の画像はほとんどがこのようにコンポジットして合成した画像になっている。ナチュラルな画像を造り出すのにはそれなりのテクニックが必要で、不慣れな私はこの2枚の画像を作成するだけで丸1日かかってしまった。見た目には良いのであるが、写真を撮るものの立場から言わせてもらうと、レンズの選択やIso感度、シャッタースピードの調整などを考えに考えてワンショットで撮影した画像のほうが遥かに思い入れが強いように思う。

木星が輝く。

東京の町灯り。オリオン座が昇って来た。

相模湖とレジャーランドの観覧車が見える。
さて、すっかり暗くなったところで下山である。登って来た細い道を下りる気にはなれず、たぶんメインルートと思われる不老下バス停に至るルートを下山してみる。ところどころ斜面のトラバースで細いところがあるものの、至って道は明瞭で歩き易かった。金毘羅宮という神社があって展望台もあった。ネットで見たルートはこちらだったのだろう。1時間少々で車を止めた駐車場に到着した。
年明けまで楽しめそうなレナード彗星をもう少し追いかけてみたいと思う。次に狙っているのは九鬼山の富士見平である。

公園横の駐車場に止めて案内板に従って歩き出す。

その上の東光寺というお寺のところにも駐車場があり、地元の方にここに止めても良いと教えていただいた。

林道終点近くの案内板に従って登山道に入る。

想定していたよりも急登、道が細く倒木もあって歩きにくい。

やっと山頂が見えてきた。

裸の不老山山頂にやっと到着。

駐車場から標高差は約500mほど、さほど登ったわけでは無いが結構苦労した。2時間弱で到着。

さて、富士山は・・・・・雲がかかっている。

これは望み薄だろう、と思い、さっさと下山しようかとも考えたが・・・。
中腹あたりから雲が増えてきて見上げる空は青空が少ししか見えない。ネット情報だと稜線に抜けると富士山が見える場所があるらしいのだがそんなものはどこにも見えない。どうやら調べてきたルートとは別の道を登って来たようだ。重い簡易赤道儀スカイメモSも担ぎ上げてきたので、だいぶ足が疲れた気がする。
さて、富士山は雲がかかっている。ウェザーニュースの上野原の天気を見ても衛星画像を見てもあまり回復してくれそうには見えない。少し明るいうちにさっさと下山しようか、とも思ったのだが、パンをかじって待っていると雲が晴れ始めた。

奇跡的に日没を過ぎた頃から空が晴れてきた。

あっさりとレナード彗星を捉えることが出来た。

富士山頂に向かって舞い降りるレナード彗星



Iso4000で彗星が流れないようにシャッタースピード2.5秒で撮影するとさすがにノイズが多い。
飛行機が写っていない10数枚の画像を加算処理して合成してみる。

星の部分の加算処理画像

富士山の部分の加算処理画像

この2枚をフォトショップで切り貼りして合成して出来上がったのがこの画像である。

同様に10秒間追尾した画像を加算処理したもの

別に撮影した富士山を貼り付けて合成した画像。
最近の星空の画像はほとんどがこのようにコンポジットして合成した画像になっている。ナチュラルな画像を造り出すのにはそれなりのテクニックが必要で、不慣れな私はこの2枚の画像を作成するだけで丸1日かかってしまった。見た目には良いのであるが、写真を撮るものの立場から言わせてもらうと、レンズの選択やIso感度、シャッタースピードの調整などを考えに考えてワンショットで撮影した画像のほうが遥かに思い入れが強いように思う。

木星が輝く。

東京の町灯り。オリオン座が昇って来た。

相模湖とレジャーランドの観覧車が見える。
さて、すっかり暗くなったところで下山である。登って来た細い道を下りる気にはなれず、たぶんメインルートと思われる不老下バス停に至るルートを下山してみる。ところどころ斜面のトラバースで細いところがあるものの、至って道は明瞭で歩き易かった。金毘羅宮という神社があって展望台もあった。ネットで見たルートはこちらだったのだろう。1時間少々で車を止めた駐車場に到着した。
年明けまで楽しめそうなレナード彗星をもう少し追いかけてみたいと思う。次に狙っているのは九鬼山の富士見平である。