9月も中旬になったがまだ暑い日が続いている。そろそろスルガジョウロウホトトギスが咲いている頃であろうから訪れてみるが、それ以外にも何ヶ所か花散策してきた。

まずは美しい滝がいくつも流れ落ちる渓谷を訪れてみる。

流れ落ちる滝

目的の花はこの黄色い貴婦人だが、今年は1つしか見つからない。

別の場所を訪れてみる。こちらも花は1つしか見つからない。

葉はそれなりにあるのだが花を付けていないようである。

夏が暑過ぎたか、花を付ける前に枯れ始めてしまったようである。

ジイソブの花が咲いていた。

もう花を終えたトンボソウ。数株花を咲かせたものを発見した。
暑過ぎてしかもヤマヒルが多く、さらに腹痛を起こして頂上まで行かずに撤退する。水分を十分に摂って次の渓谷に行ってみる。

確認したかったのはこの渓谷の岩壁にぶら下がるホトトギス。

望遠レンズを持って行ったのにコネクターを忘れて使えなかった。これがズームの限界。

強トリーミングしてみる。黄色い花はぶら下がっておらず、スルガジョウロウホトトギスでは無さそうである。

これはオオカモメヅルであろう。

花は薄緑色をしていて毛がたくさん生えている。

ムヨウランを期待したのだが・・・

これは枯れたシャクジョウソウであろう。

久しぶりに見る赤いバナナ、ツチアケビの実。
ホトトギスを確認に行ったのだが望遠レンズが使えず不十分な撮影になってしまった。双眼鏡で念入りに見たが黄色い花は付いておらず、おそらく普通のホトトギスであろう。
先日訪れた身延町のカリガネソウを再訪してみる。

今度は花が満開。紫色の花がたくさん付いている。

満開のカリガネソウ。なかなかの迫力である。

今まで見てきたカリガネソウの中ではいちばん花付きが良い。

やっと綺麗なカリガネソウに出会えた。
満開のカリガネソウに出会えて、本日は訪問して良かったと思った。
さらに次の場所、こちらも先日訪れたミズオオバコである。

ミズオオバコの花

さすがにもう終盤でほとんどの花は痛んでしまっていた。

サンショウモが浮かんでいた。

裏側には球形の胞子嚢がたくさん付いていた。
ミズオオバコの観察を終えて時刻は午後4時になった。午後から夕立が来るのではないかと心配していたがなんとか持ってくれた。駆け足で4ヶ所巡ってきたが、それなりに良い花が見られたのではないかと思う。同行してくれた花仲間も満足といった感じだった。