毎年恒例になっている渓谷沿いに咲くコシノコバイモを見に行ってみる。午前中から出かける予定だったのだが、自宅でやるはずだった確定申告に手こずり、しかも完成できずに結局は後日税務署に行くことになってしまった。出かける前から心が折れてしまった感じである。

10日ほど前に訪れたセツブンソウをまず見に行ってみるが、あまりたくさん咲いたわけでは無かった。

かつてはあふれんばかりに咲いた時もあったのだがここ数年は寂しい。

花はもう大部分が終わってしまっている。

終盤のセツブンソウ

トラノオシダ。珍しいものでは無い。

渓谷の岩壁にぶら下がるサクライカグマ

以前よりもだいぶ増えてきた感じがする。

ナンタイシダやホソバナライシダに感じが似ているが、第一羽片がやや弓型に曲がるのが特徴であろう。

谷の中はまだ寒々しい感じがする。

咲き始めていたコシノコバイモ

前日の強風に煽られたか、可哀そうに茎が折れてしまっている。

こちらはまだ蕾である。

渓谷を見下ろす位置に生えたコシノコバイモもまだ蕾である。

明日にも咲きそうな花

開花した花を見つけたが、花弁を虫に食われたか痛んでいた。
まだ顔を出していない株もあるだろうから、足元に気をつけてあまり踏み荒らさないように慎重に歩いて撤退する。見ごろはあと1週間くらい先になりそうである。