雲ひとつない快晴の空が広がり、朝からずっとくっきりとした富士山が見えている。しかし強風が吹き荒れて肌寒く、花の写真を撮るにはあまり向いていない。おそらくこの天気ならば日没頃の富士山が赤く染まってくれるのではないかと思い、夕暮れを狙って武田健康の杜を訪れてみる。

月曜日は休館日なので上の駐車場は使えない。下から歩く。

河津桜が満開になっていた。

濃いピンク色が鮮やかな河津桜

シュンランが咲いているが花はあまり多くは見かけない。

まだ蕾のものが多かった。

咲き方がまばらのようで、こちらはもう開き切って背が高くなっていた。

桜の咲く頃はこの場所が良さそうである。

キャンプ場に行ってみる。

茅ヶ岳山塊と八ケ岳の眺望

南アルプスの眺望。写真は穏やかだが風が強くて目を開けているのが辛い。

森林学習展示館と研修室のある建物

片山に登ってみる。

片山の山頂。甲府名山の一座になっている。

休憩ベンチと富士山の眺望

片山展望台から見る富士山

スミレを探して歩いたがまだほとんど咲いておらず。一株だけ咲いていたタチツボスミレ。

こちらはゲンジスミレの葉。花は見当たらず。

ジュウニヒトエはまだ蕾だった。

南アルプスに陽が沈み、甲府盆地が山陰に覆われる頃に展望地の西ノ平に到着。

夕闇が迫る甲府盆地と富士山

富士山が赤く染まってきた。

夕暮れの甲府盆地と紅富士

残照の富士山と町灯りが灯り始めた甲府盆地

残照が消えて町灯りが灯る。



夕暮れの甲府盆地と富士山。町灯りが宝石のように輝く。
花の開花は例年に比べると遅れているようで、コブシの花もまだ全く咲いていない。予想した通りに富士山が染まってくれたが、期待していたほど赤くはなってくれなかった。しかし、町灯りが輝く甲府盆地越しの富士山はとても美しかった。この季節にこれだけスッキリとした夕富士が見られることは滅多に無い。