空は晴れたが気温はあまり上がらず、北風が強くて肌寒い。しかし、おそらく気の早いアオイスミレはそろそろ咲き始めている頃ではないかと思う。藤垈の滝の庭園の中に咲くアオイスミレを見に行ってみる。

駐車場脇の紅梅がもうすぐ満開である。

藤垈の滝。滝というよりも庭園の中に引かれた用水路。

庭園内にあるミズバショウが植えてある湿地

ミズバショウはまだほとんど咲いていない。

少しだけ咲き出していたミズバショウ

アオイスミレが咲く場所はまだ草がほとんど生えていない。

しかし、柵の外ではもうアオイスミレが咲き出していた。

咲き始めたアオイスミレ

別の場所でも咲き始めていた。

咲き始めたアオイスミレの花

これはキクザキイチゲの葉か?

花はまだ見えない。
まだ咲き出したのは一部だけであるが、アオイスミレに出会うことが出来た。
場所を移動して別の花を見に行ってみる。昨年は草が清除されていて花はかろうじて残った1株しか見ることが出来なかったが、今年はどうだろうか?

今年もやはり草がむしられている。

辛うじて残っている花を一株だけ発見できた。昨年とは別株。

もうすぐ咲きそうな小さな花

山梨県ではきわめて数が少ないイヌノフグリ
この場所で最初に発見した時は4~5株あったと思うのだが、清掃作業でむしり取られて減少してしまい、1株しか見られなくなってしまっている。甲府市でも1ヶ所生育地を発見しているが、そこでも1∼2株しか花が見当たらない。まさに絶滅寸前という感じがする花である。