昨年初めて見たアオホオズキは8月下旬に見に行っているが、少し遅かったうえに雨に降られていまひとつの画像しか撮れていない。7月初旬に花仲間が見に行ってくれていて綺麗に咲いていたらしい。たぶんまだ見ごろの花があるはずである。午前の仕事を終わらせて急いでアオホオズキが咲く渓谷に移動する。ところが、気温が上がって大気の状態が不安定なため、昨日と同じく着いた途端に小雨と雷鳴が轟き出す。これは急いで見て来ないと危なそうである。

ボタンヅルの花がもうすぐ満開

苦手なアジサイの仲間

これはヤマアジサイか?

ホテイシダがたくさん着生している木

ホテイシダ。ソーラスが付き始めている。

ヤシャビシャクも着生している。トゲトゲの実が見える。

こちらはシノブ

橋の上に咲いたイワタバコ

コハクウンボクの木

たくさん実が付いている。

コハクウンボクの実はブドウの房状に成る。

こちらはハクウンボクの実。コハクウンボクほど密には成らない。

トチノキの大木

球形の実がたくさん成っている。

相変わらず雷鳴が轟いていて時々小雨が降る。これではないかと見てみると、どうやらヤマアジサイのようである。

おそらくこれがアオホオズキと思われる。しかし花が付いていない。

良く見ると太い茎が途中で千切れている。どうやら鹿の食害のようである。残念。

周辺を散策してみると変わったスゲが生えていた。

これはザラツキシラスゲ(チチブシラスゲ)であろう。先日の八ヶ岳に続き、こちらの渓谷でも出会うことが出来た。
アオホオズキの花は残念ながら見ることが出来なかった。もっと奥のほうまで探しに行きたかったのだが雨脚が強くなり雷鳴が近付いて来たために撤退する。足早に駐車場に戻り、着いた途端に本降りの雨となった。さらに帰りの車の中では前が見えないほどの土砂降りの雨となった。もう少し戻るのが遅くなったら酷い目に遭っていただろう。
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