昨年河口湖で見つけた水草がおそらくいちばん元気に育っている頃であろう。富士吉田に出張があり午後から訪問するはずだったが、この日は午後も仕事があり終わったのは午後3時半になってしまった。1ヶ所ならば立ち寄れそうである。
何度も訪問している公園の湖畔を訪れてみる。雨が続いて水量が多い。
ゴム長靴を履いてなんとかホッスモが生えているあたりまで行けるが目的の水草はさらに先で行けない。
たぶんこれはホッスモであろう。
一部を採取してみる。
まだ若くて種子が熟していない。
細い葉に棘状の突起が出ている。
まだ若い種子。筋目は目立たない。
葉鞘の部分はギザギザしていて茶色い小さな突起が付いている。おそらくホッスモで間違いないであろう。
水量が多くてフラスコモの仲間と思わしき藻が生えている場所まではたどり着けなかった。別の場所を散策してみる。
葦が茂っている。このあたりに自生のミソハギが生えているはずだが見当たらない。
湖畔への下り口は草木が茂って見えなくなっていた。
かき分けて湖畔に下りる。マメダオシを期待していたのだが水没している。
池に立ち寄ってみる。相変わらずイヌタデで覆い尽くされている。
スイレンは蕾が見えるが訪問時間が遅かったためか咲いていない。
昨年は池にたくさん生えていたイトモの仲間は今年はとうとう確認出来なかった。
夕暮れの大石公園に立ち寄ってみる。富士山は雲に隠れてしまっている。
テッポウユリが咲いている。
こちらのミソハギは満開になっていた。
パンパスグラスと山頂がチラ見えする富士山
コキアはまだ色付いていない。2週間後くらいだろうか?
今年はなんとか確認したいと思っていたイトモの仲間(おそらくイトミズヒキモ)の花と、フラスコモの仲間(おそらくセイロンフラスコモ)の細かい形状は、5~6月の河口湖水位が低かったことによる草の増殖、および8月以降の雨による増水によって確認出来なかった。10月に水位が下がればもうワンチャンスあるかも知れないが、おそらく難しいであろう。来年に持ち越しである。
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