石灰岩地や蛇紋岩地の岩場を好んで生育している落葉低木で、高さ1 ~ 2mほどである。若い枝は赤褐色で稜があって無毛、古い枝は灰黒色である。葉は互生し、葉身は 1 ~ 3㎝の倒卵状長楕円形~円形、葉の辺縁は全縁又は先端に鈍い鋸歯が数個付く。変異が多い。葉質は厚く両面とも無毛。5 ~ 7月に散房花序を出し、直径 7 ~ 10㎜の白い花を多数つける。山梨県では御坂山系の岩場の一部および北杜市の石灰岩地で生育がl確認されており、個体数は少ない。
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠA 類(CR) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ A 類(CR) 2017年環境省カテゴリー:なし
石灰岩の岩場に咲いたイワシモツケ 2022年5月 北杜市で撮影
イワシモツケ
枝の先に固まって花を付ける(散房花序)。葉は互生する。
イワシモツケの散房花序。円形の花弁を5枚付ける。
葉は全縁であるが先端部に鋸歯があるものもあり、変異が多い。
結実したイワシモツケ 2021年7月 北杜市で撮影
同上
➡山梨県の絶滅危惧のバラ科植物一覧
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠA 類(CR) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ A 類(CR) 2017年環境省カテゴリー:なし
石灰岩の岩場に咲いたイワシモツケ 2022年5月 北杜市で撮影
イワシモツケ
枝の先に固まって花を付ける(散房花序)。葉は互生する。
イワシモツケの散房花序。円形の花弁を5枚付ける。
葉は全縁であるが先端部に鋸歯があるものもあり、変異が多い。
結実したイワシモツケ 2021年7月 北杜市で撮影
同上
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