山地帯低木林または落葉広葉林中に生育する落葉小高木である。葉は長さ5~8㎝、ふちには芒状の鋸歯がある。花弁は白く5枚。果実は径3㎝ほどで黄緑色に熟し、頂部に萼片が残る。硬くて渋く、酸味が強く食用には適さないようである。本州の群馬県以西、および四国に分布し、特に中部地方に多い特殊な分布型植物である。清里のまきば牧場には巨木が生育している。
2018年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2005年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
アオナシの巨木 2022年5月 清里まきば公園で撮影
満開のアオナシの花
花が満開の時に葉もほぼ展開している。
木の幹。うろこ状にひび割れる。
2022年5月 清里清泉寮で撮影
花弁は楕円形で5弁、白色である。葉のふちには芒状の鋸歯があるが、この画像では分かり難い。
➡山梨県の絶滅危惧のバラ科植物一覧
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
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アオナシの巨木 2022年5月 清里まきば公園で撮影
満開のアオナシの花
花が満開の時に葉もほぼ展開している。
木の幹。うろこ状にひび割れる。
2022年5月 清里清泉寮で撮影
花弁は楕円形で5弁、白色である。葉のふちには芒状の鋸歯があるが、この画像では分かり難い。
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