山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

甲府市北部から昇仙峡界隈をドライブ探索  令和4年3月12日

2022年03月14日 | 花・花・花
 陽気が暖かくなり少しずつ花が咲き始めてきてはいるが、まだ見頃を迎えているのはフクジュソウとセツブンソウ、ミスミソウくらいである。スミレはまだ咲いていない。先日も訪れているのだが、甲府市北部のイヌノフグリがそろそろ咲いているのではないかと思い再訪してみる。


    オオイヌノフグリは普通にあるが、イヌノフグリはきわめて個体数が少ない。


    石垣の間に咲いた小型のヒメオドリコソウ


    葉はギザギザしたハート形で、これは花が咲いていなくてもあまり見間違えることはない。


    花が咲いていれば分かるが、花が咲いていないと葉がイヌノフグリと良く似ているのがこの花。


    ホトケノザ。花が咲く前の小型のものは区別が難しい。


    まだ花を咲かせていないホトケノザ。一見するとイヌノフグリのように見える。


    先日イヌノフグリではないかと思った個体はまだ花が咲いていないが、どうやらホトケノザのようである。


    イヌノフグリと思わしき個体はこの1株だけだった。まだ花が咲いておらず確信は出来ない。

 残念ながらまだイヌノフグリは咲いていなかった。他の場所も探してみたのだが見つからなかった。

 さて、この日は午後から仕事があるので、観察できるのは12時までである。自宅を9時ごろに出発したのでもうあまり時間が無くなってしまった。先日見つけたマツグミが、環境の似ている昇仙峡にもあるのではないかと、道路脇に車を止めながら双眼鏡で渓谷を覗き込んでみる。


    あっさり見つかったマツグミ。


    道路脇からあまり遠く無いアカマツの木に寄生していた。


    対岸の尾根を双眼鏡で覗いてみると、やはりマツグミが寄生している。


    昇仙峡にも普通に生育しているようである。


    開花しているか確認しておきたかったのがこのワサワサした低木。


    まだ固い蕾。咲くのは2週間くらい先になりそうである。


    これはハヤザキヒョウタンボクの花芽。

 アカマツ林の多い昇仙峡周辺の山地帯にもマツグミは普通に生育しているようである。おそらく他のアカマツ林にも生育しているのではないかと思う。他の山域の探索を続けて行きたいと思う。

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