亜高山帯の苔の生えた岩の上を好んで生育する常緑性のシダである。茎は短く這い、2 ~ 3 回分岐して高さは5~10㎝くらいになる。葉は針状に細く質は柔らかく、葉の付け根部分に貝殻状の胞子嚢を多数付ける。先端近くにくちばし状の無性芽を付けていることが多い。群生せずに点々と生育している。奥秩父山系に生育しているが、三ツ峠にも生育していたという文献がある。個体数は少ない。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省なし

ヒメスギラン 令和1年11月 奥秩父山系の渓谷沿いで撮影。

2~3回分枝して針状の細い葉を出す。コスギランに比べて華奢である。

くちばし状のものは無性芽である。

別株

別株

同日に別の場所で発見した株

苔の上を好んで生育している。

豪雨の後で砂利が付着しているが、上部の貝殻上の白いものは胞子嚢である。成熟すると割れて胞子が放出される。
別の渓谷での生育情報もあるのだが発見できなかった。三ツ峠の個体も探索に行ってみたいと思っているが発見には苦労するだろう。
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2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省なし

ヒメスギラン 令和1年11月 奥秩父山系の渓谷沿いで撮影。

2~3回分枝して針状の細い葉を出す。コスギランに比べて華奢である。

くちばし状のものは無性芽である。

別株

別株

同日に別の場所で発見した株

苔の上を好んで生育している。

豪雨の後で砂利が付着しているが、上部の貝殻上の白いものは胞子嚢である。成熟すると割れて胞子が放出される。
別の渓谷での生育情報もあるのだが発見できなかった。三ツ峠の個体も探索に行ってみたいと思っているが発見には苦労するだろう。
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