その名の通り、茶色い軸を持つ常緑性のシダである。寺院の石垣の間や林道沿いの石垣の上、岩壁などを好んで生育している。葉は全長 10 ~ 30㎝で、葉柄と葉軸は紫褐色で光沢があり、上面は平らで軸の両脇に狭い翼を付ける。葉質は堅い草質、羽片は 20 ~ 30 対つき、胞子嚢群は線形で、羽片に 2 ~ 4 対つく。山梨県では主に身延町、南部町に生育しており、生育地での個体数はあまり多く無い。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省なし

チャセンシダ 令和2年2月 身延町の林道脇で撮影。

軸の両脇に狭い翼を付ける。

令和2年3月 身延山の寺院で撮影。

この場所は個体数が多い。

裏側に付着する線状のソーラス

線状のソーラス。

令和2年4月 身延町の林道脇で撮影。

同じ株を別角度から撮影。

軸の裏側には翼が無い。
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2018年山梨県絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省なし

チャセンシダ 令和2年2月 身延町の林道脇で撮影。

軸の両脇に狭い翼を付ける。

令和2年3月 身延山の寺院で撮影。

この場所は個体数が多い。

裏側に付着する線状のソーラス

線状のソーラス。

令和2年4月 身延町の林道脇で撮影。

同じ株を別角度から撮影。

軸の裏側には翼が無い。
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