後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

戦没画学生の絵画(7)蜂谷 清さんの「祖母の像」

2010年12月07日 | 写真

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大正12年、千葉県、佐倉に生まれる。絵画は独学。昭和18年出征。

昭和20年7月1日、フィリッピン、レイテ島にて戦死。 享年22歳。

「ばあやん。わしもいつかは戦争にゆかねばならん。そしたら、こうしてばあやんの絵もかけなくなる」と言いつつ丁寧に、丁寧に描きあげた祖母の像です。ばあやんの「なつ」は清を特にかわいがったのでした。

戦争がはじまってしばらくした日 清は慈愛のなつの肖像画を描く。なつの眼、口もと、鼻、頬、顎、手・・・・  その皺一本一本を、けっして見逃すまいとするように清は精魂込めて画布にきざみこんだのです。

絵と文章の内容の出典は以下の通りですNHKきんきメディアプラン発行、「無言館 遺された絵画」2005年版、14ぺージです。


韓国タレントの活躍・・・日本への復讐心を克服した韓国人群像

2010年12月07日 | 日記・エッセイ・コラム

最近、韓国のテレビ番組が放映されたり、韓国人タレントが来て日本の芸能界で大活躍をしています。「韓国タレント」を検索すると日本の若い人に人気のあるタレントが多数紹介してあります。

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上の写真はその例で、出典は、http://www.showtime.jp/special/korea/mnet_on/ です。

韓国タレントの活躍ぶりをテレビで見て居ると老人の私は本当に嬉しく、楽しく思います。心が豊かになり、年月の流れに深く感謝します。この感慨は若い人には分かりにくいと思います。そこで少しだけ何故私が幸福感に包まれているかの理由を書きます。

結論を先に書きます。日本人に酷い目に遭わせられた朝鮮民族が日本人への復讐心や怨念を克服し、超越したのです。少なくとも見る限りでは超越したのです。そのような民族に感動し、尊敬したくなります。自分もそのよう高みに登りたいと思います。韓国人を同じアジア人として誇りに思います。そして私は在日韓国人も尊敬します。

このように書くと必ず賢い人が言います:「なに人間はお金の為なら何でもするのですよ」と。そのような人には復讐心の克服の尊さが理解出来ません。

日本の芸能界で活躍jしている韓国人タレントは若いから日本の過去の残酷さを知っていないのですと解説してくれる人もいます。気楽な人です。

民族としての復讐心や怨念は世代を越えて連綿と続くのです。その証拠には最近の尖閣諸島に対する中国人の理不尽な態度を見れば一目瞭然です。中国人タレントは日本の芸能化で活躍していません。日本で活躍すると中国では受け入れないようです。台湾は別です。韓国と同じようです。

韓国人が倫理的に高い所に登ったのが偶然ではありません。民族としての血のにじむような努力をして来たのです。我々はこの隣人のことを温かい気持ちで見守る方が良いと信じています。自分自身の為にです。

今日は皆様が韓国人をより深く尊敬するようにお祈り申し上げます。     藤山杜人