後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

わが愛する日本よもう一度立ち上がれ!強くなれ!

2010年12月05日 | 日記・エッセイ・コラム

戦後の復興。アメリカへ追いつけ、追い越せ!このスローガンでひたすら努力して来た日本が現在、崩れ出しています。1990年の冷戦の解消とともに日本を襲ったバブル経済の崩壊以来、日本人は前向きの姿勢を捨てました。消極的になりました。

私は昭和11年生まれで、アメリカ軍による徹底的な空襲と焼け野原を見ています。戦後の荒廃を見ています。復興の意気に燃えたつ人々の上気した顔を見ています。自分も科学・技術が国際レベルまで上昇するように努力しました。研究につぐ研究に徹夜もしました。その頃は日本全体が仕事に打ち込んだのです。多くの工場は徹夜運転は当たり前でした。そしてオリンピックを日本で開催し、その後の経済の高度成長へつなげたのです。

1990年のバブル経済の崩壊後の10年間の低迷は許せます。しかし現在はもう20年になります。それなのに相変わらず人々はやる気が無く、経済も低迷しっぱなしです。中国は共産党独裁国家ですが、その中国の経済成長は物凄く、今年のGDPは日本を追い抜きます。アメリカに次いで世界2位になるのです。

日本がこのままずるずると崩れてゆく様子を見ていると大変心配になります。一体どうしたのでしょうか?あんなに自信に満ちていた日本人は何処へ行ってしまったのでしょうか?

日本の現状が何故このようになっているのかを皆様にお教え頂ければ大変嬉しく思います。どうぞお教え下さい。

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恵那峡の写真を追加します・・・お楽しみ下さい

2010年12月05日 | 写真

11月30日に、恵那峡の写真をお送りいたします と題して恵那峡をご紹介いたしました。少し違った印象の写真を2枚追加致します。恵那峡の魅力は写真だけではなかなかお伝えできないような気が致します。それでつい追加したくなりました。前の記事と合わせてお楽しみ頂ければ嬉しく存じます。

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クリスマスの常識と非常識・・・そして同行二人

2010年12月05日 | 日記・エッセイ・コラム

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(1)クリスマスの常識です!

ローマ帝国の占領地であった中近東にイエス様が生まれました。ローマから派遣された総督がその地方を統治しています。丁度、マッカーサー司令官が敗戦後の日本を統治していたような状態です。その地方はユダヤ教の地でした。

現在のイスラエルの死海のそばのナザレという町があります。そこに大工のヨゼフとマリアが住んでいます。ある年に2人は旅に出ます。当時のローマ皇帝が全領土の人口を正確に調べることにしたためです。ヨゼフとマリアは自分の郷里のベツレヘムへ行き登録しなければならないのです。この政策ではローマ帝国領の住民全員が出身地へ帰って戸籍簿へ登録する必要があったといいます。

ヨゼフとマリアがベツレヘムという町の郊外にやっと着いたときは夜も更け、どの宿屋も満員でした。仕方が無いので馬屋の中の少しでも温かい所に寝ることにしました。明け方に、マリアが一人の男の子を産みます。生まれた赤子は飼葉桶の藁の中に寝かせました。イエスはこうして生まれたのです。

飼葉桶の赤子は成長して、新しいユダヤ教を広めました。それが、キリスト教と呼ばれる宗教に育っていったのです。イエス様は異教徒や下層に生きる人々を差別なく大切にしました。

ユダヤ民族もあらゆる民族も差別しないという教義のためギリシャ、ローマ、アフリカと広まり、ついには世界中に広まりました。

クリスマスは、この赤子がベツレヘムで生まれた誕生日です。もちろん2000年位前の大昔のことですから、正確な月日は分からないと考えたほうが正しいと思います。古くからヨーロッパに伝わっていた冬至祭と一緒になり、12月25日の明け方に生まれたということになりました。ですから24日はイエス様の生誕前夜祭(クリスマスイヴ)と言います。

(2)クリスマスの非常識・・・奇蹟を信ずることは非常識か?

キリスト教信者はイエスが2000年位前の実在の人間で、新約聖書に書いてある数々の奇蹟をおこしたと信じている人々のことを言います。またイエス様は神から遣わされ、後にピラト総督の裁判によって処刑され、3日後に復活し、現在は神の右の座についていると信じている人々です。

そして信者にとってはイエス様は現在でも生きていると信じています。毎日生まれているとも信じています。

このような人々の態度を非常識と笑い飛ばす人も居ます。特に日本には無宗教の人が多いのでクリスマスはプレゼントを交換して家族団欒の日として過ごします。それはそれで大変良い事です。しかし非常識の世界を少しだけ想像して過ごすのも良いものです。

(3)同行二人とは?

イエス様が貴方のそばに立っているという感覚を分かりやすく説明するとき、私は何時も四国のお遍路さんの気持を説明します。お遍路さんは「同行二人」と信じて苦難の道を歩き通すのです。同行二人とは弘法大師と自分の二人という意味です。いつも弘法大師様が付いてきて下さるから、苦しい道も歩き通せるのです。

弘法大師は民衆の苦しみを救う為に全国を旅した方です。慈愛に満ちた方でした。その方とイエス様は似たところがあります。そのように考えるとキリスト教がグッと身近に感じられます。

クリスマスの季節にキリストを少しだけでも身近かに感じる人は幸せです。

今日も、皆さまのご健康と平和をお祈りいたします。藤山杜人