後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

 蜜蜂の好きな花々の写真をお送りいたします

2013年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

石器時代や縄文時代の日本には砂糖がありませんでした。

しかし人間は甘い味が好きです。当時は野生の渋柿を乾した干し柿の甘さを楽しんだのでしょうか?あるいは野山にある蜂の巣から蜂蜜を採って賞味していたに違いありません。日本書紀には養蜂の記述があるそうです。平安時代にはアマヅラと言う植物から取った甘味を削った氷に掛けて食べるという話が「枕草子」にあります。

江戸時代には養蜂業が各地で行われていました。

明治維新以後は西洋風の養蜂技術が導入され、蜂蜜の生産量も増大します。

そこで興味が持たれるのは蜂達はどんな花々から蜜を集めているのかとう問題です。

いろいろ調べましたが、一番参考になったのは、「山田養蜂場ミツバチ研究支援サイト、(http://hobeey.bee-lab.jp/hobeeydb/db00/index.html)でした。

そこには蜜蜂の好きな花々が下のように紹介してありました。

蜜蜂の好きな花々の写真は以下のようになっています。花々の名前はこの記事の末尾に写真の順番通りに掲載してあります。

Astragal1_2Clover1

Corneliancherry1 Cornflower1 Dandelion1

Dogwood1 Elm1 Japaneseknotweed1

Maple1 Pea1 Pepperbush1

Plantain1 Robinia1 Sage1

Skunkcabbage1 Squash1 Sweetchestnut1

Touchmenot1 Vetch1 Horsebean1

Goldenrod1 Sunflower1 Holly1

そして養蜂の歴史についても「山田養蜂場ミツバチ研究支援サイト」の中に以下のように紹介されています。

(1)ヨーロッパの養蜂の歴史

 人間とミツバチとハチミツの歴史は古い。1919年には、スペインの東部、バレンシア近くのアラニア洞窟 Araña Cave で発見された壁画の中に、高所に梯子を掛け、穴の中にあるミツバチの巣から何かを採集している人の絵が見つかっている。壁画の描かれた年代は紀元前6000年頃と推定されている。次は数千年下って、ハチミツを濾すのにつかわれた、穴が穿かれた新石器時代の粘土容器がスイスで見つかっている。その後、スメール、バビロン、ヒッタイト、古代インド(ヴェーダ)などの古代文明の中に、ミツバチやハチミツの記述が登場する。
さらに古代エジプトでは、紀元前3500年頃、エジプトの2つの王国が統合された時、一方の王国の象徴としてミツバチのヒエログリフが使われている。そのエジプトでは、ハチミツの採集から保存までの様子を描いた絵が残されている。ギリシアでは、紀元前450年頃の巣が発掘されている。こうした技術はローマに継承された。その後、ヨーロッパ各地で養蜂が試みられた歴史は詳しくしらべられている。西洋におけるこうしたミツバチの文化は、彫刻、ガラス細工、コイン、宝石などの工芸品として残されている。こうした歴史は、Crane Ransome の本、(Crane83Ransome04) あるいは、International Bee Research Association British Bee Books79)などに紹介されている(Ransomeの本は、1937年に出版された本のDover社による復刻版である)。

(2)日本における蜜蜂の歴史
   
日本におけるミツバチとハチミツ利用の歴史も古く、最初の記述は日本書記に遡るという。平安時代の後期には、藤原宗輔(むねすけ)という公卿が、蜂飼大臣(はちかいのおとど)として今鏡や十訓抄に登場する。虫愛ずる姫君と同じで、これは珍談、奇談の主人公としてであるが、ハチが飼われていた証拠とも言える。江戸時代になると各地で養蜂活動が行なわれるようになり、その様子は、貝原益軒の「大和本草」、久世敦行の「家蜂畜養記」などに伺えると言う(飯田07)。中国の書を翻訳した「国訳本草綱目」にも、ミツバチとハチミツに関連した記述が断片的に紹介されている。江戸時代から明治初期には、養蜂はハチミツとロウを産生する地場産業に成長していた。これらのミツバチはニホンミツバチである。
日本にセイヨウミツバチが持ち込まれたのは、1877年(明治10年)であり、それ以後、西洋式の養蜂が広がり、ニホンミツバチを利用した養蜂は廃れていった。 

============終り=====================

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

レンゲ

Astragal

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ソバ

Buckwheat

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シロツメクサ

White Dutch clover(Ladino)

セイヨウサンシュユ

Cornelian cherry