後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

乗鞍岳の雄大な景色をもう一度お送りいたします。

2013年09月26日 | 写真

9月19日、乗鞍スカイラインをバスで上がり畳平を散策しました。その折りに撮った雄大な風景をもう一度お送りいたします。

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上は穂高、槍、大天井、燕と縦走する北アルプス銀座コースを南東側の乗鞍スカイラインから見た風景です。

若い頃はあんな所でも歩けたものだと、すっかり年老いてしまった自分が見やっていました。

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標高2700mの畳平には広大な駐車場がり、それを取り囲むように乗鞍の峰々があります。

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何も無い畳平ですが鶴ケ池が目を楽しませてくれます。


非常に明るいニュース3題・・・今朝の新聞より

2013年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の朝の食卓では家内がスポーツニュースや文芸・芸術ニュースの解説をしてくれ、私は国際ニュースや政治ニュースの解説を家内へしてあげます。

例えば相撲で遠藤が給金が決まったという意味や、広島が3位になって何故ファンが大喜びをしているかを解説してくれます。そしてクライマックス・シリーズはよけいな事だという考え方を説明してくれます。文芸・芸術ニュースも同じように説明してくれます。

それはそれとして、私は今朝の非常に明るいニュース3題を説明しました。それは将来の日本にとって非常に重要で、かつ明るいニュースです。以下にかいつまんで説明いたします。

(1)イランの新大統領のロハニ氏が核開発で国際協調路線をとると国連総会演説で表明しました。

今までイランは核兵器開発の疑惑で欧米側から経済制裁も受け、アメリカと険悪な抗争を続けていました。

親米のパーレビ国王を放逐した30数年前のホメイニ革命以来、アメリカはイランのイスラム原理主義を憎みいろいろな制裁措置を取ってきたのです。これに対して、ロハニ氏の前までの歴代の大統領は激しく反発して来ました。

アメリカがイラク侵攻の次に戦端を開くとしたらイラン制圧に違いないという情勢でした。

そのイランがアメリカ側と対話により核兵器を放棄する方向に路線を180度変えたのです。

オバマ大統領も内心は大変喜び昼食会でロハニ大統領と会ったら握手しそうな勢いでした。しかしロハニ氏は昼食会を欠席し直接の握手は見送りました。

その後の記者会見をテレビに見ましたが英語で丁寧に話していました。オバマ氏との握手を見送った理由が分かりやすい説明だったのです。新しく大統領になってからこの国連総会の演説まで時間が短かすぎて、イラン国内の強固派を充分に説得することが出来なかったからと言うのです。その説明が誠意に満ちています。信頼しても良い人間です。

アメリカとイランの抗争が無くなれば日本は安心して大量の石油をイランから輸入出来ます。

その上、アメリカとイランの本格的な戦争が起きなけれが自衛隊の出動もありません。

こんなに明るい喜ばしいニュースはありません。下に国連の演台で演説するロハニ大統領の写真を示します。

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(2)中国の経済代表団と韓国の有力財界人の日本訪問

昨日、中国の政府系の大金融会社の中国中信集団を中心にして有力企業10社の訪日団が来ました。そして菅官房長官や日本の財界人を丁寧に訪問したのです。そして米倉経団連会長へ次のように言ったそうです;「日中両国は困難な課題に直面しているが、私たちは日本の経済界をパートナーとして交流と協力を続けたい」と。

一方、大韓商工会議所と東京商工会議所が共同で観光事業の発展のための会議を東京で開催したのです。日韓両国側が積極的に観光客を歓迎したいという趣旨のようです。

中国代表団の発言は昨年9月の反日デモや暴動の発生以来はじめての友好的な発言なのです。

政治は政治、経済は経済として隣国同士うまくやって行こうと言うのですから明るいユースなのです。

このような経済人の交流が平和的な関係の維持に大変重要なのです。喜ばしいニュースです。

(3)一人の非番中の英国兵士がナイロビで100人の市民を救った

ウガンガ、ケニア、ソマリアなどアフリカの国々はイスラム系武装勢力や武装過激派集団などがいて、時々政府軍と銃撃戦をします。

先日もケニアの首都ナイロビのショッピングモールで武装集団が多数のお客を人質にとって政府軍と銃撃戦になりました。

たまたまそのショッピングモールで、非番の英軍の一人の兵士がコーヒーを飲んでいたとき事件が起きたそうです。

彼を勇気ある男だったので銃撃戦の最中に、12回も突入し、人質になっていたお客を誘導して100人も救ったというニュースです。

たった一人の兵が個人の判断で100人もの人々の命を救ったというのですから明るい喜ばしいニュースです。

そして日本の自衛隊も国連の平和維持軍としてアフリカへ行くこともあるのです。

このニュースでは英国の特殊部隊がケニアを拠点にソマリアやイエメンのイスラム武装組織の偵察活動に従事していると付記されていました。

このような常日頃の地道な努力があってこそ、国連の平和維持軍が成果を上げることが出来るのです。日本の自衛隊にも参考になるニュースではありませんか。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)